小悪魔☆ハニーvol.38《T.MASUDA》 (ページ45)

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story1845＊JUN.M ページ45

松本潤side…

そんな話をしていると｢MJ…お客様です」とｽﾀｯﾌが呼びに来た

．

松本｢誰。」

ｽﾀｯﾌ｢それが…Moonlightで待ってると。
名前は…増田。と言っていました」

．

増田って…増田か。

.

ｱｵｲ｢え…行っちゃうの？」

松本｢…また連絡する」

．

なんの話かわからないけど
わざわざここに来て話さないといけない事なのか、と思ってとりあえず下に降りた。

.

…あの話をAから聞いたのか？

それともAに何か聞き出したのか？
ま…ｵﾚには関係ないんだけどな。

．

Moonlightには相葉と増田がいて。
ｵﾚが店に入ると、増田は腕を組んでこっちを見ていた

.

松本｢よぉ♪」

増田｢…。」

.

松本｢なんだよ、怖い顔してw」

増田｢あんたに話があって来たんだよ」

.

睨みつけた増田と…落ち着いた表情の相葉。
｢普段は提供しないんですけどね…w」と言ってｱｲｽｺ-ﾋ-を差し出した。

．

松本｢ｵﾚ...ｼﾞﾝﾄﾆｯｸ」

相葉｢いえ…MJにはこちらを」

．

差し出されたのは｢ｺﾍﾟﾝﾊ-ｹﾞﾝ」。
ｵﾚﾝｼﾞﾘｷｭ-ﾙやﾗｲﾑの味わいが爽やかで飲みやすいｶｸﾃﾙ。

．

松本｢乾杯w」

増田｢…。」

.

ｶｸﾃﾙをひと口含むと、増田はﾎﾟﾝ..と机の上に封筒を置いた

．

増田｢これ。お返しします」

松本｢…？」

.

ｽｯ...っとこちらに差し出された。
手に取って中身を確認すると

…現金。

.

増田｢…10万」

松本｢…」

．

増田｢Aにこんな大金、持たせないでください」

松本｢…w」

.

増田｢100万なんて嘘つきやがって…」

松本｢…別に100万渡してもいいけど？」

増田｢ふざけんなっ!!」

.

…別にふざけてなんか無い。
Aが欲しいっていうなら渡してやるけど。

必要とする金額がそこまで無かったってだけ

．

増田｢あいつに金が必要ならｵﾚが準備する。
ｱﾝﾀに出してもらう必要なんかない」

松本｢…まぁまぁ。とりあえずこれは返しておく」

増田｢要らねーよ」

増田はｵﾚを睨みつけ。
深くため息をついた。