story1823 ページ23
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別れたって…
あれからまだ数ヶ月しか経ってねーのに。
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希｢てゆーか。あの子がここにいたなんて驚いた」
増田｢…。」
希｢増田くん、知ってた？」
増田｢いや…」
．
希｢相当MJと仲が深いらしいよ♪」
増田｢MJ?」
希｢あ、ｵ-ﾅ-よ。本名はね誰も教えてもらえないの」
.
へー…
普通に松本さんって言ってた
．
希｢ちなみにｹ-ﾀｲも何台か持ってて。
ﾌﾟﾗｲﾍﾞ-ﾄは完全秘密みたい、な♪」
増田｢お前知ってんの、番号」
希｢名刺に書いてある番号しか知らないのよ。増田くんは？」
増田｢ｵﾚも同じ…」
.
…ひょっとしてAは…
希｢彼女、ひょっとして…w」
増田｢…」
そう思っていると店の入口から｢ﾉﾝ!!」って松本さんが呼ぶ。
松本｢いつまでそこにいる。客が待ってる」
希｢やーん。増田くんもお客様だよ♪」
ﾜｻﾞとらしく腕に絡みつかれた。
．
松本｢離れろ」
希｢やだよぉ…増田くん。好き♪」
.
ﾊﾞｻ..って音がして。
松本さんとｵﾚは音の方に振り向く
A｢…」
松本｢Aっ…」
松本さんはAの方へ走り出し…
ｵﾚは元ｶﾉの腕を振りほどいてちょっと遅れて駆け寄った
慣れないﾋ-ﾙて走り出したA。
少し走った所で石に躓き膝をついて転ぶ
A｢痛っ…」
松本｢ﾊﾞｶ!!!走るなっ!!」
慌ててAの傍にしゃがみ込んだ松本さん
足のｹｶﾞよりもAの顔色を見てる
増田｢A…」
A｢あ。ごめんなさい…邪魔して」
Aはｵﾚの顔を見ないで｢ごめんね」って謝る
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手を差し伸べるとようやく顔を上げ…
｢ほら。」って言って。やっとその手を掴んだ
増田｢帰ろ」
A｢…。」
．
松本｢…A。増田は別に浮気してたわけじゃねーよw」
増田｢??」
.
松本｢…心配すんな。大丈夫だ。」
頭をﾎﾟﾝﾎﾟﾝ。
Aは泣きそうな顔して松本さんを見たあと
ｵﾚの手をｸﾞｯ..っと握って起き上がった
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作者名：Milk-T
| 作成日時：2017年11月30日 20時
