小悪魔☆ハニーvol.27《T.MASUDA》

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増田「お前…覚悟。できてる？」









あくまでも冷静に。
事を大きくしないように静かに話した。









増田「ｵﾚの女に触って…。ﾏｼﾞ…ﾑｶつくんだけど」

ﾁｬﾗ男「なに急にw…こんなｸｿ ﾋﾞｯ ﾁ が⁇」









．



増田「…残念。ｺｲﾂはｵﾚしか知らないの。
ただ可愛いからﾓﾃちゃうだけ。…お前だってそーだろ？」


ﾁｬﾗ男「はぁ？」



増田「本当はA と仲良くしたいんだろうけど…お前はｵﾚしか興味ないもんな？」









ﾁﾗﾘと後ろを向くと「うん…」って
小さく返事をした。





.






ﾁｬﾗ男「…お前。ｺｲﾂの事知ってんのか？」

女のｺ「うん…。」









ﾁｬﾗ男「嘘つけ。助けてもらいたいだけだろ。」









．








「貴久…」









…。









背中の女のｺは「貴久だもん…。」って。







．








女のｺ「あなたのことなんか知らないもん。
貴久しか…知らないもん…」









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ﾁｬﾗ男「…こんなﾀﾞｯｾｪｻﾗﾘ-ﾏﾝのどこがいーんだよ」

増田「…w」

ﾁｬﾗ男「お前も頭おかしーんじゃね？
ｵﾚのが絶対にｲｹﾒﾝじゃん…」









．



ｲﾗｯとくるけど
もしも…友達とか知り合いとかだと後でｺｲﾂが困ると思って我慢してた。









．






けど







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ﾁｬﾗ男が「こんな普通の頼りねーｻﾗﾘ-ﾏﾝのどこが…」って言った瞬間だった。









”ﾊﾟﾁﾝ!!!”









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「貴久の事悪く言わないでっ‼‼」









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止めるより先に
ｵﾚの後ろから出て来て平手打ち1発。









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「貴久の事何にも知らないのに…失礼なこと言わないでよ‼」









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茶色の…ふわりとした髪を揺らして
女のｺは仁王立ちしてﾁｬﾗ男に立ち向かう。









．





「貴久はかっこいいもん‼…強いし優しいし。
ﾀﾞｻくなんかないし‼…貴久は…貴久は…」









だんだん涙声になって来ちゃったから
「もういいよ。」って後ろから抱き寄せた。









ﾁｬﾗ男「なんだよお前ら気持ち悪りぃ…」









…ｵﾚは抱き寄せたまま。Aの耳を両手で塞ぐ









増田「なぁ…。」

ﾁｬﾗ男「っんだよ…」









増田「…死ぬ覚悟出来た？」

ﾁｬﾗ男「はぁ？」









増田「ｺｲﾂの事泣かされんのはちょっとね…」

ﾁｬﾗ男「…。」









増田「ｵﾚは…お前を殺す覚悟。出来たよ。」


…w

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