小悪魔☆ハニーvol.27《T.MASUDA》

story1276＊TAISUKE.F ページ26

藤ヶ谷side.…






「ね…ちょっと見た今の‼」
「超絶ｲｹﾒﾝじゃないっ⁇」
「有岡さんの彼氏⁇‼」
「ありえないありえない‼」








.






裕太「強力〜♪ﾗｲﾊﾞﾙ〜♪」

太輔「…変な歌歌うな」

裕太「ふふふー。」








.



土曜日。
大学の女の子たちと遊ぶ。

ｵﾚと玉だけのつもりだったんだけど…
偶然にも買い物しててﾊﾞｯﾀﾘあっちゃったから今からご飯に行くことにした。







.




最初にｷｬ-ｷｬ-言い出したのは女の子たち。
確かにｲｹﾒﾝが来るけど…背が低い。






そして髪は黒色で。
とても幼く見えた。









でも近づくに連れて。
後ろに女がいる事がわかり…女の子みんなが落胆。

ｺｺにもｲｹﾒﾝいるんだけど⁈って思うくらいでも…
それならばどんな女を連れてるのか、見てやるってことになった。








．




そして連れてた女を見てみんながﾎﾟｶ-..ﾝ。






．






太輔「有岡A…」









.








名前を呼ばれて驚いた有岡Aは。
男の影に隠れてしまい…そのまま素通り。









.




しばらくしてからの女の子たちのｷｬ-ｷｬ-....。









裕太「あれ、彼氏？」

太輔「違う。彼氏はﾘ-ﾏﾝ。」









女の子「あー‼…有岡さんのこと…
いつも迎えに来てる人かなぁ？」

女の子「いるね。そうだ、ｻﾝｸﾞﾗｽしてたからわかんないけど…多分そうだ‼」








.





太輔「そーだろうね」

裕太「知ってんの？」








．









多分…ﾐｭｳﾐｭｳの財布くれたのもあいつじゃない？

名前を呼んだ瞬間睨まれたし…。









どー見たって「ただの友達」じゃねーぞ。









．






それに…







ﾘ-ﾏﾝといるよりもなんかｻﾏになってた。
有岡Aが垢抜けた…からなのか。









ちょっと目を惹く美男美女…とまではいかなくてもすごくお似合いに。見えた。









「火曜日…私有岡さんに聞いてみよ」

「紹介してほしいよねー？」

「友達なんだとしたら、ﾜﾝﾁｬﾝあり？じゃない？」

「相手は有岡さんだしねw」









…相手が有岡さんだし。…ね。







．







ずいぶんと「下」に見られてんじゃん有岡A。









裕太「顔怖いよw」

太輔「ｵﾚ...あいつ見たことあるわ」









．





裕太「知ってんの？」

太輔「多分…あいつと一緒に写真に写ってたやつだと思う。」

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