小悪魔☆ハニーvol.27《T.MASUDA》

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結局Aに会えなかったから
ｵﾚは大貴を誘って昼ご飯を食べにいった









大貴のﾘｸｴｽﾄはAと前にいったｵﾑﾗｲｽの店
ﾋｹﾞのﾏｽﾀ-と小さい男の子がいたお店…






．






店に入ると「あれ、大貴じゃん‼」って小さい男の子が話しかけてきた。









増田「大貴…知り合い？」

大貴「ん？あぁ、知念さん。ｵﾚのｹﾞ-ﾑの師匠‼」









．



知念さん。は…ｵﾚのｺﾄを見ると「Aは？」って聞く。









増田「今日はいないよ。」

知念「ふぅん。今日は？今日も？」

増田「え？」

知念「ふふふ。こっちの話ー。ﾏｽﾀ-!!いつものｵﾑｽﾍﾟ２つ。」









…この知念くん、て子。
つかみどころがなくて少しだけ不思議。









何かを知っているような…
でも探ってくるような。

そんな感じで大貴とｵﾚの会話に入ってきた。









知念「大貴もさ。今度うちでまたｹﾞ-ﾑしようよ」

大貴「やだよー。知念さん強いもん。」

知念「大貴だって上手くなったじゃんw」









．




大貴経由の友達なのか？
ﾎﾞ-..っと話を聞いてると
「Aに…会いたい？」って突然聞かれた。









増田「ん…ぁ…まぁ。」

知念「Aは今…何してるんだろうね」







．







増田「…大学生活。頑張ってるよ。」

知念「…ﾓﾃﾓﾃかなぁw」









.

増田「人見知りするし。ﾁｬﾗﾁｬﾗしたやつとは遊ばないと思うけど…」

知念「Aはそうでも…男がほっとかなかったりしてねw」









.




増田「…何が言いたい？」

知念「…でもAには強力なﾅｲﾄがいるからいっかw」









ﾆｺｯて笑う知念くん。
女の子みたいな可愛い笑顔で
強く言えない。









知念「増田さん。だったよね」

増田「おぅ。」

知念「…早く一大事解決しないと。
A…増田さんのこと忘れちゃうかもよ」









…何いってんのｺｲﾂ。
「ご心配なく。ｵﾚ達は大丈夫です。」と


大人の余裕を見せたかった。









その日はそのまま大貴と夜まで過ごし…
結局夜にAと会うこともなかった。









日曜は…
突然会社からの呼び出しで仕事して。









その夜はmoonlightで飲む。









松本「お前が来ると…ｵﾚ仕事出来ないんだけどw」








そう言いながらでも話をしてくれる松本さんには感謝しかなかった。

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