最愛 (ページ3)

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6年前ページ3

紫耀side

デビューして5年

ありがたいことに冠番組も持たせてもらって、毎日忙しくしてる。

この時は、まさかあんなことが起こるなんて思ってもいなかった。

始まりは、1本の電話から。

雑誌の撮影の休憩時間だった。

海「紫耀、電話なってるよー」

紫「ん？あ、ほんとだ」

紫「はい、もしもし」

『っ、良かった。電話番号、変えてなかったんですね』

紫「え？、、あの、どちら様ですか？」

『さくらの、姉です。』

紫「ぇ、っ」

さくらっていうのは、俺の元カノ。
ある日突然俺の前から姿を消して、それからずっと音信不通だった。

なのになんで急に

それもさくらのお姉ちゃんって、、どういうことだよ、

紫「あのっ、さくらは！！そこにさくらはいるんですか！？」

『いますよ。私の隣に』

紫「っ、じゃあ！あの、かわっt」

『変われません』

紫「ぇ、どうして、、」

『さくらは死にました。1週間前、子供を産んで。』

『お話したいことがあります。明日、時間はありますか？』

紫「まってあの、死んだ、、って」

『会って詳しく話します。空いてるお時間、教えてください』