U-17のマネージャー【テニプリ】

24話 ページ26

Aside


遠「あー！姉ちゃんや！今日は遅かった
なー」

越「いや、先輩は今日来ないって言って
たじゃん。こっちの試合見るからって。」

遠「えぇ！そうなん!?」

遠山君、聞いてなかったんだね。

っていうより、私も今日負け組の皆が帰って来る事知らなかったんだけど…

まぁ皆無事に戻って来れたしいっか。

負け組の皆と話しているとアナウンスが流れた。

ア「……よって残り10日間は実戦形式のみとする！入れ替え戦(シャッフルマッチ)を1人1日5試合ずつこなして上位を目指せ！」

え！

本当に!?

じゃあ私も…

ア「ちなみに風月さんは試合には出れません。」

うっそー!?

…試合、したかったのになー

私はテンションが底辺に着くぐらいまで下がった。

越「…先輩とは俺がやってあげるよ。」

『本当！』

私は思わず笑顔になった。

越前君優しいなー

遠「あー！コシマエずるいで！わいもやるー」

真「俺も手合わせ願いたい。」

日「…今度こそ下剋上を果たしてやる！」

金「私もやりたいわー」

一「小春がやるんなら俺もやるで！」

…他の皆も優しい！

やっぱ持つべきは優しい後輩だね。

後輩なんてほとんど持った事ないけど。

負け組の皆と盛り上がっていると勝ち組の人達が近づいてきた。

幸「風月先輩は負け組達と知り合いだったんですね。」

『うん。崖の上でのトレーニングに付き合ってたからね。』

「「「「「「「崖の上!?」」」」」」」

わっ！

びっくりしたー

『まぁそれは負け組の人達に聞いてよ。それより、皆疲れてるでしょ？今日はちゃんと休んでね。』

じゃあマネージャーの仕事があるからと言って私は中学生達の輪から抜け出した。

ふふっ

…中学生のこれからの成長が楽しみだ。

私は今日の試合のデータをまとめるために自室へと向かった。

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