因幡兄妹クリスマスほのぼの事件・３ ページ2
因幡兄妹クリスマスほのぼの事件・３
因幡洋side
待ちに待った夜がやって来た
昼間は二人で喋ったり、望に膝枕してもらったりしていたらあっという間に夜になっていた
二人で手を繋ぎながらイルミネーションがあるショッピングモールに向かった
望「この前来たとき準備してたのってこれなのか」
望はキラキラと輝くイルミネーションを見つめていた
洋「この前来たのか？」
望「あー…ちょっとした用事でね
後で教えてあげる」
いたずらっ子のような笑顔で望は笑った
ふと、視線を感じ周りを見渡すとたくさんの人が俺たちを見ていた
その多くは隣にいる望に向けられていた
あぁ…なるほど
望はアルビノで目立つ
遥もそうだった
おまけに俺を赤髪で目立つため人の視線を集める
だからこんなに視線を感じんのか…
見世物じゃねーよ
望「兄さん？」
周りを睨んでると望が心配そうに俺を呼んだ
俺は慌てて笑顔で、何でもないと答えた
望はフェチを持たないから周りから情報は得ない
遥は毎度毎度泣いてたなぁ…
洋「風邪ひくとわりぃから帰るか
夕飯は兄さんが頑張って作るぞ！
クリスマスパーティーだ！！」
俺は望の手を取った
望「兄さん、手冷たいね」
洋「手袋持ってねぇしなぁ」
俺は握っていない手に息を吹き掛けていると望は鞄から小さな小包を出した
望「兄さん、はい
プレゼント」
洋「へ？」
俺は真っ赤な顔して小包をつきだしている望とその小包を交互に見た
洋「俺に…？」
望「兄さん以外に誰がいるのさ…」
洋「望……
望ぃぃぃぃぃ！！！」
俺は周りの目を気にせずに思いっきり抱き締めた
洋「嬉しい！嬉しいよ！望ぃぃぃぃぃ！！！」
望「兄さん、ちょ！うるさい！！！」
俺は小包を受けとりその場であけた
中には手袋が入ってた
指先は開いていて毛がちゃんと触れる
洋「すっげー！！！嬉しいよ！
ありがとうな！望！」
俺は手袋をぎゅっと抱き締めて跳ね回った
望「兄さんが喜んでくれてうれしいよ」
望は頬を赤くして嬉しそうに笑った
その姿がかわいくて俺はもう一度望を抱き締めた
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飛龍@寥星跋扈(プロフ) - 佳さん» こんばんわー、片依存の意味があまり分からないですが、たぶん、望と遥の事ですよね？2人は双子なのでお互い依存に近いものは持ってますよー (2017年7月30日 23時) (
レス) id: 094091bf41 (このIDを非表示/違反報告)
佳(プロフ) - これって片依存ってことですか (2017年7月27日 22時) (レス) id: 1071f3a034 (このIDを非表示/違反報告)
悲しみを好むリンドウの花(プロフ) - お久しぶりです！！受験ご苦労様でした。これからも頑張ってくださいね！次の更新も楽しみにしています！！ (2016年1月11日 1時) (レス) id: 54bf93033f (このIDを非表示/違反報告)
まゆにゃんこ(プロフ) - 待ってます更新頑張ってください(´∀｀*) (2015年3月20日 23時) (レス) id: ef6fc10c54 (このIDを非表示/違反報告)
飛龍@寥星跋扈(プロフ) - まゆにゃんこさん» コメントありがとうございます！！春休みに入ったので更新率上げていきます！！ (2015年3月20日 23時) (レス) id: 8bf6aafcda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：飛龍@寥星跋扈 | 作成日時：2014年12月24日 20時
