フェチを持たない秘密警察犬 (ページ35)

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機密文書盗難事件・７ページ35

機密文書盗難事件・７

因幡洋side

俺と望、緒方のペア
圭と荻のペア
ヤギとロレンツォのペア

早速始めようとしたとき

ｳﾞｧ「一番手はワシであろー」
洋「あっテメェ勝手に」

ヤギがサイコロを転がし、コマを進めると“57年奴国王、金印を授かる”と浮き出た

ｳﾞｧ「金印！ワシにふさわしいのー」

と、ヤギがいうとヤギたちはぎゅばーとすごろくに吸い込まれた

圭「怖ぁっ！」

……………………………。

洋「…何？今の…」

圭「巻物の中に吸い込まれた？」

緒「言ったろ？未来の予定を書けるのは無事ゴールできたやつだって」

荻「クリアできた人間は未だにゼロだ」

洋「そーゆー危険性は先に言え！」

緒方はどうでもいいが、望は守らねぇとなダメじゃねぇか！！
別に守られるほど望は弱くねぇけどな！

圭「一体どこに行ったんだろう
あの二人」
洋「別に帰って来なくてもいいけどな」

そう思っていたらすごろくからドン！とヤギたちが現れた

ヤギは額に焼き印があった

圭「おお！“漢委奴國王”！
習った習った」

優「一度出た年は以前は皆行けないようです」

洋「ゲームが進むごとに皆、現代に近づくのか
戦争のある年は避けたいな」

緒「何か法則があるかもな」

望「何があっても緒方を私たちは盾にするよ」

緒「喜んでなるよ！」

ｳﾞｧ「一度態勢を立て直し慎重に進めるであろー」

ころん

“1600年関ヶ原の戦い”

洋&緒&ｳﾞｧ「「「いっそ死んでこい！」」」
望「荻！！！圭くん！！」

ぎゅばー

洋「ホント最低だアイツ」
緒「勝手に先にやりやがって」
望「兄さん、圭くんも一緒に……」
洋「あ、けーーーーい！！！！」

俺の助手が！！