うちの1年の新マネージャー、なかなか馴染めないようで。【白鳥沢】

入部 ページ5

これは一ヶ月前のこと


男子バレー部は通常通り練習していた。




突然一人の少女が体育館に入ってきた。

それがAだ。


天「あれー？君、どうしたの？」

『…』

Aは無言で一番近くにいる天童にある紙を渡した。

瀬「ん？入部届け？」

天「あー…ごめんねー。うちマネージャーは募集してないんだ。」

『……』

しかし、Aは諦めたくなかったのか、帰ろうとしなかった。

瀬「…ちょっと待ってろ。若利ー！」

瀬見は牛島のところに行った。


牛島がAのところにきた。

牛「とりあえず、一週間仮入部って形でどうだ？お前の働き次第でマネージャーとして正式に入部させるかを決める。」

『は、はい！』


というわけで、自己紹介

『えっと…いっ、一週間、仮入部する、相楽Aれす！、よ、よろしくお願いしましゅ！』

この時、部員はこう思った。

(この子、噛みすぎじゃね？)

でも、Aはこう思った。

(ちょっと噛んじゃったけど、ちゃんと自己紹介できた！)

本人は満足だったようだ。



それから一週間、Aはマネージャーの仕事を懸命にこなした。

その努力を監督も認め、正式にマネージャーとして男子バレー部に入ったのだ。


これが、Aが入部した時の話

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