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隆母side



隆『たっちょん、ぼくがおるからね』



忠『りゅーへーっ、、!』




9時を過ぎた頃、家のチャイムがなり
夜遅くに何かと思って出ると、
涙で頬を濡らしたたぁくんがいた。
すぐに抱き上げて家に入れた。



たぁくんはずっと悪い子、いらない子、
お兄ちゃんじゃない、わらったらだめ、
ないたらだめ、って。
ずーっと何度も何度も言って
自分を傷つけようとした。



たぁくんの手を押さえて、
なんとか落ち着かせた。
しばらくすると意識が戻ってきて
たぁくんは大人しくなった。




忠『ぼくっ、、、』



隆母『うん。』



忠『ぼく、わるいこ、やからっ、、、
ぱぱも、ままも、ぼくのこと、きらいやっ、』



隆母『そんなことないよ。
たぁくんは優しくていい子だよ。』



忠『ぺんぎんさん、あげるときね、
ぼく、いやっておもったの、、、
お兄ちゃんやから、あげなだめなのにっ、、
だからっ、きらいになったんやっ、』



隆母『あれはたぁくんのものなんだよ。
お兄ちゃんやからってあげなくてもいいの。
お兄ちゃんやけど、たぁくんはたぁくん。』



忠『ううん、だめなの。
お兄ちゃんやからがまんするの。』



隆母『がまんしてたらしんどいでしょ?
ペンギンさん、泣いてるかもよ?
たぁくんと一緒に居たかったなって。』



忠『でもね、りょーちゃん、もってないの。
ぺんぎんさん、もってないから、、、』




たぁくんの優しさをあの両親は利用した。
洗脳して考え方まで押し付けたんや。
こんなにいい子やのに、、、
なんで苦しまなあかんの?

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ももか(プロフ) - 更新楽しみに待っています(´ω`) (2020年7月18日 8時) (レス) id: 9263965265 (このIDを非表示/違反報告)
りぃちゃむ - 続き楽しみにしてます! (2020年5月29日 1時) (レス) id: a0ff6742a7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:優子 x他1人 | 作成日時:2020年5月17日 18時

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