黒の王女様 ページ37
蝶視点
ん〜。特に問題無し.....あとは現地調査だけだねぇ。
蝶｢一人は面倒なんだけど....｣
｢お供しようか？お姫様｣
蝶｢......何でここに居るわけ？竜ヶ岑....｣
竜ヶ岑｢酷いね....仕方ないじゃん？桜花に命令されました〜｣
深緑色の髪を揺らしてニヤニヤとしているのはあたしの嫌いな奴.....まぁ、良いけど....
蝶｢...仕方ないけどさぁ？あんたと回るのだけは嫌だねぇ...｣
竜ヶ岑｢酷いッ！｣
あたしは垂らした長い髪を仁張りにし、蝶の髪飾りをつけた。.....懐かしいねぇ、あの病院......
no視点
黒色の少女、蝶は出掛ける支度をしていた。支度と言えど、特にすることはない。強いて言えば、黒いドレスから黒い着物に着替えるだけだろう。桜の散りばめられた美しい黒い着物を身にまとい、静かに瞳を開いた。長い睫毛が開くと、そこにいた数名の妖鬼は息を飲んだ。黙っていれば綺麗なのだ。........黙っていれば、だ。
参｢....調査？｣
星｢お供するよ？｣
蝶｢.....そーだねぇ...誰か一人つけようかねぇ？｣
蝶は黒い髪を揺らして瞳を黒から赤に染めた。口元をゆるく上げた。
参｢....我等は、王と共に...｣
蝶｢今その時じゃないだろ...中性なら今度聞くからね？....参、華、頼んだよ｣
参/華｢はっ！｣
黒き王は現世への扉を出す。恐らく彼らか消えて2ヶ月程だろう。そろそろ調査にいかなくてはならない。そんな思い感情を押さえ、二人の部下をつれて扉を潜った
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霧桜(プロフ) - 嘘つきアンナさん» あっあざーす！更新頑張ります！これからもお願いします！ (2016年6月10日 13時) (
レス) id: 513d5f37f3 (このIDを非表示/違反報告)
嘘つきアンナ - 更新きたーい!いいと思う! (2016年6月10日 12時) (レス) id: b493561bc6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kill | 作成日時：2016年6月9日 18時
