Dear Moon

・ ページ15

雄登side






俺は今まで異性のことを可愛いだとか守りたいだと思ったことは無かった

それなのに、今目の前で眠っているAちゃんのことを何としても自分が守りたいと思ってしまう



こんな気持ち初めてで、自分でも戸惑う









Aちゃんは俺が街に出ていた時にたまたま助けた人間の女の子

襲っている相手を見た時は驚いた、だって作間だったから

いくら高月家の1人だと言っても、俺の知っている作間は常識があり落ち着いた人物のはずだった








そしてもう一つ驚いたのは、Aちゃんの血。

あんなに美味しそうな血の匂いは初めてだった

おそらく作間はそれにやられてしまったんだろう







｢、んんっ…みずきっ、？｣


『Aちゃん、！？』


｢…(スゥスゥ)｣






(寝言か…)



それにしてもAちゃんには謎が多すぎる

誰かに狙われているような気もするし

昨晩俺が部屋に駆けつけたときもかすかに他の吸血鬼の気配がした



｢っみ、ずき…｣



まただ、さっきから何回も"みずき"とうわ言のように言っている

"みずき"が俺の知っているあの瑞稀くんなのかもわからないし、もしそうだとしたらなぜAちゃんが瑞稀くんのことを知っているのかが疑問だった









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こんにちはりぃ。です！

まだこの作品を初めて１週間ほどしか経っていないのですが…
なんとお星様が5つ★★★★★目前となりました！！

お気に入り評価してくださる方もだんだんと増えてきて、嬉しいかぎりです。

今後も毎日更新を目指して頑張っていくので、お付き合いのほどよろしくお願いします！

(もう少しでどんどん出演者増えてくると思うので、まだ担当が出てきていないファンの方すみません汗)

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