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5話 ページ9

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ギルドランクとは強さを表すランクのことだ。下からD、C、B、A、AA、S、SS、SSS、そしてX、だ。これはXに近づく程強いのだ。サクヤは今はXランクだが、この世界にXランクは【紅蓮の死神】と皇帝と呼ばれる人物しかいないので無難なCにしている。

この学年の殆どの生徒はC、しかしエリートな生徒の半数以上がBとなっている。





「サクヤ君は、そうね……ソフィアちゃんの隣に座ってね。」




そう指定された席は窓側の一番後ろの席だった隣にはソフィアという水色がかった白の髪の少女がすわっている。








席に着くと、フィーネは授業の説明をする。1時間目は魔法史のようだ。







ホームルームが終わるとクラスの女子が殆ど集まって質問してくる。はっきり言ってウザい。








全ての質問に無視していたせいか、殆どの生徒が諦めて席に戻っていった。チャイムが鳴り、先生が来る、来たのはフィーネだった。









「今日は、前回言っていた通り【紅蓮の死神】について説明します。誰か説明できる人は?」







【紅蓮の死神】その単語を聞いただけで体がピクリと反応する。手を挙げたのは一人だけ。




「じゃ、ロア君。」




「はい、【紅蓮の死神】は王とも呼ばれる殺し屋です。5年前に現れるようになりました。容姿は大きなカマを持っていて、赤い目をした少年だ、と言われています。」







「はい、ありがとう。ロア君の言っていた通り、【紅蓮の死神】は五年前の大量殺戮事件に現れるようになりました。確か……イアロス村かな?当時は最も栄えていた有名な村だったんだけど、この事件をきっかけに300人いた全員が殺されたの。」




「さ、300人」



フィーネの口から発せられた言葉に驚きの声をあげる。







嫌な汗が背中をつーと、流れた。ここで僕の正体がばれるとヤバい……。サクヤはフィーネの話を聞きながらただ、動揺を隠す事しか出来なかった。



「あの……大丈夫?ですか?」


声をかけてきたのは隣の席のソフィアだった。本人曰く、冷や汗が出ていて顔が真っ青だったらしい。「うん、少し目眩がしただけだから。」と誤魔化し反対側の外を見る。





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設定タグ:殺し屋.暗殺者 , オリジナル , 魔法学園   
作品ジャンル:ファンタジー, オリジナル作品
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シャル♪黒猫大好き人間(プロフ) - ミントさん» ありがとうございます!!私もこの表紙結構気に入ってるんです(笑)更新がんばりますのでこれからもよろしくお願いします(*`・ω-)ノ (2020年2月28日 23時) (レス) id: 6e2bf13c08 (このIDを非表示/違反報告)
ミント - 表紙の蝶とか彼岸花とか凄く好きです!物語も、とても面白いです!更新頑張って下さい! (2020年2月28日 21時) (レス) id: d935f18f17 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいな♪(プロフ) - 月の芋さん» ひ、久しぶりのコメントっ……!(T-T)ありがとうございます!更新は遅い方ですが、これからもよろしくお願いします!(^∇^) (2019年8月29日 22時) (レス) id: 0214723abe (このIDを非表示/違反報告)
月の芋 - あぁ!!なんて面白い作品なんだぁぁ!あ、すみません(._. 面白くて好きです!応援してます。続き楽しみにしてます!(`・∀・´ (2019年8月29日 20時) (レス) id: de5541b525 (このIDを非表示/違反報告)
如月唯奈(プロフ) - 今日から新しい時代が始まりました!今時代(?)こそ良いことが起こりますように!そして、この小説で一位をとってみたいなんて、贅沢を言ってみる(笑)これからもよろしくお願いします! (2019年5月1日 3時) (レス) id: 0a57facb33 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:シャル(如月唯奈) | 作成日時:2018年10月24日 1時

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