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「どうぞ」
「7名の役割ってどういう感じになってるんですか？ファイルを見たら大体のことは書かれてましたが」
「説明するわ。俺は探偵で情報を整理して結論を導き出す。藤ヶ谷宮田は警察の力を使っての情報収集、二階堂千賀はこの2人で何でも屋をやってて、そこ経由でも依頼があったりするし、あらゆる所で顔が利くから、この2人も足で稼ぐ感じ。横尾さんは喫茶店のマスター兼窓口。玉はネットの天才だからそっち方面での情報収集が得意。……そんな感じかな」
話を聞くとみっくん以外は何か本業があって、そこを生かして協力してるという感じだろうか。
確かに本業で忙しいときには動けないから確実に動ける人が欲しいというのは頷ける。
「Aの出番が来たら動いてもらうわ。まあそれまでは横尾さんの店で働いといて」
「分かりました」
「じゃあ俺たちはAの顔見たから帰るわ」
「おう。またな」
ガヤさんたちが帰っていったので私はまたみっくんに尋ねることにした。
「ここの経営どうなってるんですか？」
見た感じ探偵稼業で儲かってるわけじゃなさそうだ。
かといって喫茶店で補ってる感じもない。
「玉がデイトレードで儲かってるから」
「ネットの天才って言ってましたもんね」
「そう。お金が余ってるって言うからさ。ここの土地代も建築費もほとんど玉が出してくれたのよ」
「そうでしたか」
金が余ってるって言ってみたいもんだなと思うとともに、私はここに来て本当に良かったのか？という一抹の不安を抱いてしまった。
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真衣 - はじめまして。いとこ同士って結婚出来ないと聞いた記憶があるのですが、出来るんでしょうか？ＰＳ昔（１９９６年頃）、少女漫画雑誌・りぼんでよく似た設定（探偵では無いですが。作者：池野恋先生 おしえて菜花）があったことを思い出しました。 (10月21日 19時) (
レス) @page50 id: 29eac809bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユタカ２ | 作成日時：2023年3月15日 15時
