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「あんたみたいなのが二枚舌って言うんじゃない？私と仲良い感じで振る舞ったかと思えば聖子におべっかを使って。あんたも聖子の手下ってか。聖子からいくらもらった？」
「…………」
「まあいいや。そこらへんは私警察とコネがあるからいくらでも調べてもらえるし。あと超優秀なハッカーともコネがあってね、あんたのSNS調べさせてもらいました。あんただっだんだね、私が喫茶店にいるって噂流したの。ご丁寧に写真まで撮ってさ。私のことなんか追わずにそのまま独自のコミュニティーの中にいれば、こんなことにならなかったのにね。私、過去のこと今の職場の人たちに言うつもりなかったのに。私に火を点けた元を辿れば、あんただよ、紗弥。せいぜい警察や検察にこってり絞られればいいよ。じゃあね」
一方的にまくし立てて電話を切った。
間髪入れずに聖子に電話をかける。
「ちょっと矢作A！私や斉藤さんのことまでネットに出てるじゃない！話と違うわ！」
「何のこと？あなたたちはEMコンツェルンのことを洗いざらい調べてくれと言った。我々はご依頼に沿って調べ上げた。我々がこれらの情報をどうするかは何も言ってなかったでしょ」
「騙したわね！金返せ！」
「ごめん、そのお金で美味しい寿司食べちゃった」
「あんたねえ」
「でもさあこのお金どこから出したの？結構報酬もらっちゃったけど、専務秘書と受付嬢のお給料じゃ無理でしょ。あっそっか私を追い出したお礼に常務からお金をもらったんだよね。そっかそっか」
我ながら性格の悪い攻め方だなとは思うけど仕方ない。
なんかみっくんと俊くん双方からA、かっけえって聞こえた。
「今私たち会社の下にいるんだけど出られる？斉藤さんも一緒に」
「分かったわよ」
二人がやって来るまでしばし待つ。
「Aかっけえ」
「ホント、かっこいい」
「うん、それ聞こえてた。さーて、こっからどうしようかな」
普段はこんな戦闘民族じゃないよ？
言うときは言うけど。
こうなったのは全部あいつらのせいだってことで。
しばらくして二人はやって来た。
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真衣 - はじめまして。いとこ同士って結婚出来ないと聞いた記憶があるのですが、出来るんでしょうか？ＰＳ昔（１９９６年頃）、少女漫画雑誌・りぼんでよく似た設定（探偵では無いですが。作者：池野恋先生 おしえて菜花）があったことを思い出しました。 (10月21日 19時) (
レス) @page50 id: 29eac809bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユタカ２ | 作成日時：2023年3月15日 15時
