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次の日の夜、俊くんとガヤさんが事務所にやって来た。
真犯人たちはあっさりと犯行を自供し、物的証拠もあったので、あとは検察に任せるらしい。
皆で事件を解決した日はこうして皆でここに集まるらしい。
でもニカちゃんと千ちゃんは何でも屋の仕事があるらしく欠席だ。
ワッターの店でテーブルをくっつけて、テーブルの上にはワッターの作った酒の肴が並べられている。
私は俊くんの隣、みっくんの向かいに座って、唐揚げとビールを口に入れた。
「Aって宮っちと似たような能力なんでしょ」
すると玉ちゃんが私の方を向いて言った。
「うん。他人の心の声が聞こえるの。そういう玉ちゃんは？」
「俺は触覚が敏感で、外部刺激が本当に苦手で、他人の感情も伝わってきちゃうときがあって」
玉ちゃんはうんざりとしたような顔で言った。
「ワッターはどういう能力？」
「俺は味覚が鋭い。あと毒見ができるから何か手作りの物が出されたら俺がまず確かめる」
「生きててそんなに良くないものを入れられるケースあります？」
「それがあるんだよ。この業界だと。だから依頼でよそのお宅を訪問する時は横尾さんを連れていく。あとさ、お前は避けてきただろうけど、下心ある男が女の子の酒の中に薬を入れるってこともあるからな。Aも気を付けろよ」
「Aはそんな男に引っかからないもんな」
「そういう声も聞こえてきますからね」
(宮田の過保護)
(俊くんの過保護……)
珍しく4人からのツッコミが聞こえた。
少し吹いてしまう。
「それで、A。Aが来てから初めて事件を解決したけど、ここでやっていけそうか？」
「むしろ私は役に立てますか？」
私の力は限定的で今回聞けたのは金子さんだけ。
今回事件を解決へと導いたのは他の皆だと私は思うんだけど。
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真衣 - はじめまして。いとこ同士って結婚出来ないと聞いた記憶があるのですが、出来るんでしょうか？ＰＳ昔（１９９６年頃）、少女漫画雑誌・りぼんでよく似た設定（探偵では無いですが。作者：池野恋先生 おしえて菜花）があったことを思い出しました。 (10月21日 19時) (
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作者名：ユタカ２ | 作成日時：2023年3月15日 15時
