舞祭組短編集 (ページ12)

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③ ページ12

千「A!?」

ギューっ
突然、健永が後ろから抱きしめて来た。

『健永!?どうしたの？』

千「A...。ごめんな!!メンバーなんて連れてきたりして。」

『健永の仲間だったら、大歓迎だよ。それに、今日、泊まってくんでしょ??』

千「A!!」

『んっ？』

Aが振り返った途端...健永の唇が重なった。

『みんなに見られちゃうよ？』

千「見せつけちゃえばいいじゃん。...なっ？」

『もう...。』

そして...メンバーが寝てる間に、ベットで健永に抱かれたAだった。

リビングでは？

藤「アイツら...。俺らが、寝てると思って、まさか...やるとはな。」

ニ「ったく...見てられねぇーよ。」

横「健永にとってはさ、もう...Aちゃんが居なくては行けないぐらい大切な存在となってるんだよ。だから、俺達は...見なかった事にして、暖かく2人を見守っててやろう。」

北「横尾さんの言う通りだな。」

キスマイメンバーが、そんな会話をしてるなんて、知る由もなく...Aを抱きしめながら、眠る健永...。

そして...次の日の朝、朝早く...マネージャーの車で現場に向かった健永。
Aは、テレビをつけて...毎日欠かさず占いを見ていると...。

『最下位...牡羊座？”あなたにとって最愛の人に災いが起こるかも”...って...健永!?』

”ガシャン”
Aは、健永とお揃いで買ったマグカップを落として割ってしまったのだ。嫌な予感がしたAは、健永のスマホに電話をしてるが･･･

”おかけになった電話番号は電波の届かないところにいるか電源が入っていない為掛かりません”というアナウンスだった。

Aは、同じメンバーの北山くんに電話をかけてみると...

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