Still song for you 2 (ページ9)

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Story.57 ページ9

北「A!!食べないの？」

『私は、大丈夫。みんなは、遠慮なく食べて。みっくん･･･私、やる事あるから、寝室にいるね？なんかあったら呼んで！』

と言って･･･寝室に入っていったA!!

横「ミツ!!Aちゃんのところに行きたいんだろ？行ってこいよ。」

北「横尾さん･･･わりぃ〜。」

立ち上がり、Aがいる寝室へ･･･

ベッドで、パソコンをいじってるAにそっと近づく･･･宏光

北「A？何やってるんだ。」

『お兄ちゃんに、お店の広告を頼まれてたの。美波ちゃんが今、妊娠中でしょ？私も仕事があるし･･･お兄ちゃんのお店を手伝ってあげられないから、お兄ちゃんにバイトを募集したらいいんじゃないって提案したの。』

北「それで？」

『お兄ちゃん･･･機械音痴だから、私が･･･代わりにやってあげてるの。』

北「藤ヶ谷と俺の喧嘩で･･･お前に嫌な思いさせたんじゃないかって･･･心配になってさ。」

『そんな事･･･気にしてないから、大丈夫。きっと･･･藤ヶ谷くんもみっくんをからかったんだと思うよ。私みたいな地味でなんの取り柄もない女なのに･･･あのイケメンで男性として完璧な藤ヶ谷くんが相手にするわけないじゃん。みっくんも私より素敵な女性が現れたら･･･私の事なんて･･･きっぱり振ってくれていいからね。』

北「お前･･･本気でそう思ってるの？自分には、そんなに魅力がないって？」

『私ね？昔から･･･そうなの。男が私に近づくのは、外見とか中身とかじゃなくて･･･全部私の体が目的だったから。それに、みっくんも見たでしょ？私を抱いた時･･･アイツに付けられたアザ。私、自信がないの。こんな体中に痣がある女の私に･･･魅力なんてないもん。』

北「Aは、ちっとも分かってもねぇーよ。俺は、お前の体とかが目的で好きになったんじゃねぇーから。お前の全てに惚れたんだよ。」

『みっくん･･･。』

北「だから、俺は･･･A以外の女なんかに興味なんて1ミリもねぇーんだよ。二度と･･･自分に魅力がないとか言うな。分かったな。」

『ごめんね？変な事言って･･･』

Aの部屋で鍋パーティーをしていると･･･
突然、チャイムが鳴った。