Story.88 ページ40
『ママ!!』
美佐「何・・・どうしたの?」
『ママ!?あの人から、連絡来てないよね?』
美佐「あの人って・・・誰よ。」
『沖縄で会ったの。佐々岡悠二さんに・・・』
美佐「あら、そう・・・佐々岡くんに会ったの。」
『ママ・・・佐々岡さんと付き合ってたんでしょ?』
美佐「あはは笑。何言ってるの?付き合ってるわけないでしょ?」
『でも・・・あの人言ってたよ。ママの元カレだって。』
美佐「佐々岡くんの事は、好きだったよ。でも・・・告白出来なかったのよ。」
『どうして?』
美佐「佐々岡くんに告白しようって決心した時には、凌介がお腹にいたの。」
『ママは、好きなの?』
美佐「好きじゃないよ。凌介を産んで・・・」
『ママ!?』
美佐「会うつもりもないわ。凌介と彩菜とAがいるんだもの。寂しくなんてないわ。」
凌「母さん・・・。」
母のその言葉を聞いたAは、その場に座り込んでしまった。
『ママ・・・その言葉、信じてもいいよね?』
美佐「当たり前でしょ?」
『良かったぁ・・・。』
美佐「A。私からも聞いてもいい?」
『何?』
美佐「Aは、私とお腹にいたAを捨てた父親の事・・・恨んでる?それとも会いたいって思う?」
『恨んでないって言ったら、嘘になるけど・・・それに、私・・・1度、お父さんって言う人に会ってるよ。』
凌「A!!」
『それに、ママ・・・1度はあの人と愛し合ってたから、お兄ちゃんやお姉ちゃん・・・私を産んでくれたんでしょ?』
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作者名:みぃーちゃん | 作成日時:2020年2月3日 3時