Rainbow "アイドルとの危険な同居生活" (ページ5)

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Story.05 You Side ページ5

お風呂から上がり･･･私がスマホを確認すると、百合香からのLINEが来ていた。LINEを確認した私は、すぐさま･･･百合香に電話した。

百「もしもーし。」

『もしもしじゃないわよ。』

百「何怒ってんのよ。」

『怒りたくもなるわよ。ってか、何･･･セクシーな格好って･･･』

百「あっ！LINE見た？」

『見たわよ。LINEに書いた通り、セクシーな格好なんて無理だからね。』

百「ダメ。明日は、ちゃんと露出度高めの服装で来なさい。」

『だから･･･無理だっ･･･』

百「無理じゃなーい。絶対に着て来なさいよ。明日、チェックするからね。んじゃ･･･おやすみ。」

『ちょっ･･･百合香？』

ツーツーツー

『切れちゃった。』

そして、当日･･･私は、少し露出控えめな洋服に着替えて、コンサート会場へ向かったが、百合香以外には、可愛いって言われてたけど･･･
私が露出控えめな服装にしたのが、百合香にはすぐに見破られてしまったのは、言うまでもなかった。

私達は、グッズ売り場でそれぞれのうちわを買い。中へ通された。
チケットを見ると、めちゃめちゃ近いアリーナ席だったのだ。
アリーナ席で、みんなは、喜んでいたが･･･私自身は･･･

(天井席が良かった)

百「A!!今･･･天井席が良かったって思ったでしょ？」

『(ギクッ)･･･ううん。そんなこと思ってないよ。』

百「本当？」

何で･･･分かるのよ。

そして･･･コンサート開始まで1時間を切った。