プロの時間 ページ35
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五時間目の時間となり生徒達は体操着に着替えると烏間が待つグラウンドへと集合する。
「見てみ、A。」
「何よ。」
つんつんと肩を人差し指で叩かれ、指を指された方角を見てみればそこにはイリーナと殺せんせーの姿。
「ビッチ姉さんが殺せんせーと一緒に倉庫に行ったみたいだよ?」
「あんの変態教師……。」
殺せんせーの顔色は桃色だ。恐らくいかがわしい事でも企んでるのだろう。
「烏間先生。私たち、あの人のこと好きになれません。」
片岡がみんなの気持ちを代弁して烏間に告げた。
「すまない、プロの彼女に一任しろとの国の指示でな。」
たった一日で全てを整える手際。殺し屋として一流なのは確かだと烏間先生は告げた。
「あの先生がすごい事は私達も知ってます。癪ですけど、私たちよりも遥かに暗殺成功率は高い。」
対先生用ナイフを強く握りながら真っ直ぐな瞳で烏間に意見を言うA。
「でも、あんな人が殺せんせーを殺すくらいなら地球が滅んだ方がマシだとも思ってます。」
彼女の射抜くような鋭い眼光に、烏間は思わず息を呑む。
「Aはさぁ、こう見えてすっげぇプライド高いんだよね。だから何するか分かったもんじゃないよ?」
「こう見えては よけい。」
殺せんせーのような意地悪な顔で頭を乱暴に撫でる業の手を無理矢理振り払う。
その突如の出来事だった。倉庫の中で爆発音と銃弾の音が生徒達のいるグラウンドまで鳴り響く。
「何、この音!?」
「銃声……だよ、な?」
彼女は仮にもプロの殺し屋。何をしでかすかわからないからこそ、生徒達は殺せんせーの安否が気になっていた。
そして暫くすると、イリーナの悲鳴が倉庫の外へと鳴り響く。
「銃声の次は、悲鳴とヌルヌル音!」
「なんか 卑猥(ひわい)……」
だんだんとセクシーな声へと変わっていくイリーナのその声に、岡島は興奮し Aは冷めた目で倉庫を見つめる。
「めっちゃ執拗にぬるぬるされてるぞ!」
「行ってみようぜ!」
変態代表の岡島、前原はたまらず倉庫の方へと駆け出していく。気になった一部の生徒やAも様子を見に行った。
「殺せんせー!」
「おっぱ……ぐほぉ!?」
「岡島くんは黙ってて!」
渚の言葉に続いて余計な発言をする岡島の頭を軽く叩くA。
「日暮からのパンチ……
これもこれでアリだな!!」
「気持ち悪い!!」
何かに目覚めそうな岡島を罵倒すると、桃色から黄色へと変化した殺せんせーの顔を見る。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
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ぜろ(プロフ) - 更新お待ちしています( ; ; ) (5月4日 16時) (レス) id: 8c08daaa99 (このIDを非表示/違反報告)
猫好きな莉愛 - 優花さん» 私もネガティヴ何でね。別に馴れ馴れしくて大丈夫ですよ!明るい人とかはそういう人いそうなので。ネガティヴな発言になる前にダメだった場合のことを想定していってみればどうですか。「迷惑だったらごめんなさい~~」とか先に言えばどうですか?黙病だったの可哀想です (2018年8月26日 22時) (レス) id: ed92431d27 (このIDを非表示/違反報告)
ライカ - これからも頑張ってください! (2017年10月28日 15時) (レス) id: 7c63adecef (このIDを非表示/違反報告)
優花 - 勇気の時間の迷惑じゃないかな…とかなってるとことか私に似すぎて逆に吹いたw既読無視はダメだし,やりたいけど迷惑…不参加でも非協力的だのなんだので省られそう…とか考えちゃうんです…ネガティヴなんですよ´・д・` (2017年10月18日 1時) (レス) id: 009eab373c (このIDを非表示/違反報告)
優花 - ………長々と愚痴ってすいませんでした。いきなりなれなれしく話してて本当にすいません。 (2017年10月18日 1時) (レス) id: 009eab373c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あかり | 作成日時:2017年9月9日 17時