鬼になった元柱【鬼滅の刃】

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無惨様の血を少しずつ飲んでいけば体に異変が起きる。

全部飲みきったら、完全に意識が保てなくなった。




『…っ、うあぁっ、！』

｢大丈夫だ。大丈夫。私がそばにいるから｣

『む、ざんさま、っ！』


心臓がバクバクして、頭もクラクラして、それでも娯楽になっていく。

無惨様の全ての記憶が私の中に入ってくる。


『む、ざ…』

｢A。｣




" 鬼舞辻無惨は絶対私が殺すんだから！"



『……鬼舞辻無惨、私は』

｢…｣




"A、一緒に鮭大根を食おう"

"おいA、とろろ昆布をやる。お前にしかやらない"

"Aさん、少し一緒に散歩しませんか？"

"Aちゃん！今日も可愛くて素敵だわ〜！"

"よォA。今日こそ一緒に鍛錬しようぜェ！"

" ねぇA、あの雲なんだっけ？"

"あぁ、A。炊き込みご飯を炊いた。一緒に食べよう……南無"

"よもや！そんな所にいたのか！一緒にさつまいもたべようA！わっしょい！"

"そんな地味なことしてる場合か！派手に生きようぜ！A！"





ああ、私の大好きな仲間で、友達。






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