【2j3j】こん^^【myzm】

7.仕事 ページ13

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『じゃあ、仕事行ってきます。』

「気をつけて、ちゃんと鍵持っていくんだよ。」




施設に住み出してから数日が経った。
勿論、配信者になったからってホストを辞める訳にも行かなく、一応収入源はここだから、…でもぼくこのホストの中で結構人気な方だったんだよ。




『ぁ、ひめ！』
「Aくん〜！！」

『おれね、ひめに会いたかったの』
「私もAくんに会いたかった！」

『えへへ、あとおれ、シャンパン飲みたいなあ？』
「オネダリ上手で可愛いなあ！？」




そんなこんなで、一日が終わる、一般の人からしたら一日の始まりなんだろうけど。

クタクタになって施設に戻れば、パソコンの前でカタカタしてる灰おにーちゃん。
寝てないんだ、朝なのに。



「あ、おかえり。」
『ただいま、ねてないの？』

「A待ってたんだよ、昔は一人で寝れなかったでしょ。」
『…今も寝付きは悪いけどさ』

「ほら、早くシャワー浴びておいで。灰お兄ちゃんが寝かしつけてあげるから。」




久しぶりに、人の温かみを感じながら寝れることに嬉しさを覚えつつ、急いでシャワーを浴びに行く。

やっぱり一人で寝るより、誰かと寝た方が幸せに寝れるよね。




「仕事お疲れ様。」
『…灰おにーちゃんもね、』

「ありがとう、ほら、早く寝な。」
『灰おにーちゃんも、ねる？』

「寝るから、ほら。」

『…うん、おやすみ。』




意識を飛ばすのは、数秒の事だった。



「…ほんと、いつまで経っても子どもみたい。」

「…おやすみ。」






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