らぶらぶかっぷる 【センラ】

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SＭ side


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いや〜っしっかし驚いたわぁ。


なんて口では出すけど内心は焦ってる。

しかもなんで彼氏が身内？相方？わろてまうわ。


俺の膝の上ですやすや寝てるAの頭を撫でながら昔を思い出してしまう。



" おにーちゃ！ひざまくら！ "

" まっことすきがやねぇ？ "


ええよ、なんて自分の膝にAの頭をよく乗せてた。

結局いつまで経っても俺の身長を抜かす！っとったんに無理やったなぁ、なんてしみじみ思う。



「...あの、志麻くん。」

「なんやセンラくん。」

「...Aと付き合ってたこと、怒っとる...？」

「...怒ってない、なんて言ったら嘘やけどちゃんとAがセンラくんの魅力に気づいてお付き合いしてて、って考えたら怒るにも怒れへん。

でもなぁ、センラくん？Aのこと幸せにせんかったら



＿＿＿＿＿＿＿＿殺すで。」



それくらいのことはしてもいいと思う。

だって俺だけのAやったから。


「当たり前ですよ、絶対志麻くんには殺されない自信ありますね。」


なんて、自信ありげに言うから、センラくんにならAのこと任せられるわ、なんて。



ずっとそばにいてちょこまか着いてきて俺から離れなかったAがこんなに大きくなって、しかも彼氏も作って、


なんかお兄ちゃん、寂しいなぁ。

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