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朝起きたら横で頬を腫らしたうらたさんがいた。
『……うらたさん、うらたさん、』
「……んん、A…？」
『…なんでほっぺた、赤いの』
「……覚えてないならいいよ、……何時？今」
『……朝の4時、…目覚めちゃった』
「でもそっか、そんな時間かぁ、……ふあ、あ…」
きっと私が関係してるんだろうな、なんて思いながらうらたさんの腫れた頬を触る。
「…っ、A…？」
『…ごめん、私がなんかしたんだよね、きっと。』
「いいよ、なんにも気にしないで。」
そこまで優しくならなくていいのに、そこまで優しくしてくれなくていいのに、
『…どうして、』
「Aは笑ってくれてたら俺は嬉しいよ」
『…うらたさ、』
『ほら笑えよ、準備しよ？』
にっ、と私の大好きな笑顔を浮かべてベッドから降りていくうらたさん。
それに釣られて笑ったら満足そうに私の頭を撫でてくれる。
「準備できたらリビング集合なー」
『わかった』
今日はなんのメイクをしようかなぁ。すっぴんはブスで、可愛くもないし必死にメイクで可愛くならないと、と思いながら顔を洗いに行く。歯磨きも先にしちゃおう。
「あれ、飯食べる気もしかしてない？」
『ないー、新幹線酔うかと思っちゃった』
「新幹線はあんま酔わねえよ、駅弁食お」
『うんそうするね』
顔洗って歯磨きして櫛で髪を通せばいつも通りサラサラになる。
『顔作らなきゃなぁ』
こんな顔じゃ外歩けないよ。毎日思うけど
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涼凪(プロフ) - キラさんのお話にいつも楽しませて頂いてます。最後のうらたさんのメッセージに胸が締め付けられています…！早く仲直りできますように、更新頑張ってくださいね。陰ながら応援させてください。 (2020年1月1日 4時) (
レス) id: 2b0ebebc12 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 続編も楽しみに待ってるね (2019年12月31日 21時) (レス) id: 063ee4b529 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キラ
| 作成日時：2019年12月31日 21時
