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「とりあえず家帰ろうよ」
『そうする、ごめんね、車運転できない』
「あ、センラに任せてや、今日電車で来たからセンラ車運転できるで」
『あ、ありがとう頼んでもいい、？』
蹴られたところが痛くて 赤く腫れてるんだろうなあって思いながらリュックをうらたさんに持ってもらう。背中に物当たるだけでいたいし歩くのがとっても辛い。当たりどころとコケどころ(？)が悪かったんだなあってしみじみ。
「Aちゃん、…」
『……ぇ、あ、なに？』
「頭、ズキズキしない？ぼーっとしてる、」
『…大丈夫、だよ、桃ちゃん。』
「A、A。ここ、乗って。」
『…へ、？』
目の前に小さなたぬき。余計小さなたぬき。
『私、重いから、…歩く、…』
「ううん、お前軽いから。俺に頼ってよ。」
無理矢理うらたさんに背中乗せられてそのまま歩く。
『だ、ダメダメ、おろして、』
「だーめ、車まででしょ？ちょっと頼ってくれてもいいんじゃねえの？」
頼るってどうだっけ？どうやって、どうやって助けて貰えるっけ、？
ごめんね、どうしていいか分からない。頼り方ってどうだっけ、どうすればいいっけ。
いつから人の事下に見てたっけ、いつから私が1番だって思ってたっけ。
"『アンタ、最低だよ』"
『最低なのは、私だよ。』
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涼凪(プロフ) - キラさんのお話にいつも楽しませて頂いてます。最後のうらたさんのメッセージに胸が締め付けられています…！早く仲直りできますように、更新頑張ってくださいね。陰ながら応援させてください。 (2020年1月1日 4時) (
レス) id: 2b0ebebc12 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 続編も楽しみに待ってるね (2019年12月31日 21時) (レス) id: 063ee4b529 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キラ
| 作成日時：2019年12月31日 21時
