束縛系男子【志麻】

3話 ページ5

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大学が終わってわっくんと別れた。

今日のご飯の支度しなきゃなぁ、なんて。


LINE入れたら 俺用事あった！ごめん気をつけて帰ってきて、だってさ。



もう、変に天然なんだから。

なんてね。




でもすぐに予定が終わったのかスーパーで買い物してたら後ろから聞きなれた声が聞こえた。


「Aぴょん、用事終わったからむかえにきた」

『ねぇなんでここに居るってわかったの？』

「企業秘密です」


ほんと怖い。



「家帰ったら聞きたいことあるんやけど、覚悟しとってな？」

『う、うん。』


なんだか怖くて早く家に帰りたくなった。

いや、家に帰りたくないけどここで泣くより家で泣いた方がマシだろ。


車で迎えに来てくれてて荷物も全部後ろに乗せて家へ走らせた。



「家まで待てん。」

『は？』


「今日男とずっとおったやろ」

『…な、んで』

「俺の事飽きたん？なんなん？」

『ちがう、』

「言い訳はいらんねん。」

『いい訳じゃない、聞いて…』


『従兄弟だから、』


「…は？」

『従兄弟なの、わっくんでしょ？』



ていうかなんでわかったの？なんで？えっ怖い

「ならええや、…心配したぁ」

『…ねぇなんで私が喋ってたの知ってるの？』


「んなん当たり前やろ？Aには盗聴器、GPS着いてるからな。」




怖すぎて笑えない

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