鬼滅の世界に入り込みまして

第14話 帰宅 ページ16

あの鬼、最後無表情だったのに、悲しい気配がした。
きっと人間だった頃の記憶を取り戻して、悲しくなったんだ。

あ、私ね、鍛錬をたくさんしてきたおかげで、気配で相手の気持ちが分かるようになったんだ。
結構嬉しい…



＿＿＿＿＿＿＿＿


あれから無事7日間目を迎え、合格しました！



「カナヲは無傷だったみたいね」


カナヲ「うん。Aも無傷だったんだね。よかった」


私が無傷だったこと、幸運だったなぁ。
あの鬼、気配が独特だった。
危なかったし…

玉鋼も選び、帰っている途中です。
それより、隊服を貰う時、ゲスメガネいてびっくりした。
ほんとにいたんだ…！！恐ろしい！

私は無事だったよ。
ちなみに、隊服はスカートにした。
スカートの方が動きやすそうだったし。
羽織は、私に似合うものを作ってくれるそうで、届くのが楽しみ。


カナヲ「皆待ってるかな。早く帰りたい」


「私も。蝶屋敷の皆が恋しいよ」


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見えてきた蝶屋敷…！
なんだか懐かしい！！

ん？誰かいる…
しのぶさんだ！

カナヲも気付いたみたいで、走り出した。



しのぶ「２人とも、おかえりなさい。待ってましたよ」


きよ「おかえりなさい！さぁ、早くご飯を食べましょう」


もしかして、私達が無事だってこと知ってた？


しのぶ「２人は帰ってくると信じてましたから、準備は出来てますよ。早く食べましょう。疲れているでしょう」


あぁ…しのぶさんだ。
ずっと会いたかった…


屋敷に入ると、いつもより豪華な晩御飯が並んでいた。


しのぶ「今日は私も一緒に作りました」

きよ達「私達も作りました！」


カナヲ「ほんと…！」

皆の手料理！美味しそう…


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皆「いただきます」



美味しい！流石！
カナヲも目を丸くしてる。


アオイ「合格、おめでとうございます。これからの任務、頑張ってくださいね！」


きよ達「おめでとうございます！これからもおにぎり食べて頑張ってください！」


「うん！ありがとう！」


おにぎり、ね笑



しのぶ「任務は、きっと２人一緒のものが多いと思いますよ」


カナヲ・A「えっ？」


しのぶ「ふふっ、頑張ってください」



もし本当だったら、心強いなぁ…




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あれから、よくカナヲと一緒に寝るようになったんだよね。
そして相変わらずカナヲの寝顔は最高…。

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