気づいたら柱になってた 陸！【鬼滅の刃】

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○煉獄杏寿郎○




煉獄「これを着ていなさい」


思いもよらない雨に打たれてしまい、寒そうに肩を震わせる貴方を見て羽織をふわりと肩に掛けるスパダリ杏寿郎。


『杏寿郎さんは寒くないんですか？』と貴方が尋ねると、「あぁ、俺は男だからな！心配はいらん！！」と胸を張って言います。


羽織を返す際に『また、羽織を借りてもいいですか？』と聞くと「？それは構わないが、何故だ？」と疑問で返す煉獄さん。


『…杏寿郎さんに抱き締められてる様に感じるから』


顔を赤くして照れながらそう言う貴方に理性がプッツン。


煉獄「…今のは完全に君が悪い。このまま俺の屋敷に行くぞ」


と拒否権無しに言われ明日の朝まで屋敷からは出てこられません。もし出てこれたとしても腰を痛めてますね、ご愁傷さまです。






○胡蝶しのぶ○




胡蝶「何をしているんですか？」


『げっ…』


バレないようにしのぶの自室に侵入し、羽織を探している時に見つかってしまった貴方。


胡蝶「もう一度聞きますよ、何しているんですか？」


目が笑っていないしのぶにそう問い詰められ、『…しのぶの、羽織を着てみたくて』と白状するとしのぶは目を見開き優しく微笑みます。


胡蝶「そういう事なら、言ってくれればいいのに。」


『？…怒らないの？』


胡蝶「怒りませんよ。可愛いくて愛しい貴方が、私の羽織を着てみたくてやった可愛い悪戯なので。｣


そう言いながら羽織をくれるしのぶと対象に、突如恥ずかしさが襲う貴方は顔が真っ赤に染まります。





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