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第佰肆拾肆話 ページ17


・_________


伊織side



師範が目覚めなくなってから1ヶ月経った今日も、いつもと変わらず師範の元へお見舞いに来ていた。




なほ「あ!!伊織さん!!」




庭をふと見ると、なほちゃん達3人が洗濯物を取り込んでいた。




師範が目覚めなくなってからほぼ毎日来ていたら、いつの日かなほちゃん達ともすっかり仲良くなった。




伊織「師範、今日は庭に咲いて………は?」




いつも通り師範が眠っている部屋の戸を開けると、寝て居るはずの師範の姿がなかった。




伊織「師範…?」




どうしてだ?昨日までは普通に眠っていたはずなのに。




伊織「………師範ッッッ!!!!!」





ガラッ




胡蝶「どうしたんです、そん………?!!」




俺の声が大きかったのだろう、胡蝶さんが部屋を覗きに来た。そして師範がいない事に気付くと、俺の肩をガシッと掴んだ。




胡蝶「Aさんは、?何故居なくなって…」




そう言った胡蝶さんはカタカタと少し震えていて、間の焦点もうまく合っていなかった。




伊織「俺にも分かりません……部屋に来たら、師範の姿はもうありませんでした」




俺も胡蝶さんも師範がどこに行ったのかは分からず、困惑しているとバサリと音を立てて部屋に入って来た1羽の鴉。




琥珀「アイツノ事ハ心配スル必要ハナイ、Aハ兄トノ約束ヲ守ル為ニ故郷デアル藤紅山(ふじべにざん)へ行ッタ。」




胡蝶「!!(藤紅山………)」ピクッ




琥珀「蟲柱デアル貴方ナラ心配イラナイト言ッタ意味ガ分カルハズダ」




胡蝶「…そう、ですね。」




苦虫を噛み潰したような顔で、そう呟く胡蝶さん。




伊織「どういう事ですか、」

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(プロフ) - ヤルネコさん» 誤字でした.......教えて頂きありがとうございます!! (2020年4月12日 16時) (レス) id: 409305a4c2 (このIDを非表示/違反報告)
ヤルネコ - 第佰陸拾参話で、『!!名前・・・』は、どういう意味ですか? (2020年4月12日 15時) (レス) id: ad493a3440 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 若葉さん» オチですか.........決めてないですね。でもいつかアンケートを取ろうかなと考えています^_^ (2020年3月13日 18時) (レス) id: 409305a4c2 (このIDを非表示/違反報告)
若葉 - おっ!!いいですね〜オチはどうするか決めているんですか? (2020年3月12日 22時) (レス) id: 4dface175c (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - にゃんこさん» ありがとうございます^^煉獄さん推し!!!かっこいいですよね! (2020年2月6日 10時) (レス) id: 409305a4c2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2020年1月19日 10時

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