３２話(sya side) ページ33
目を覚ますと白い天井
周りの騒がしさと腹の痛さで目が覚めた
sya「うぅ…腹痛ったぁ…死ぬぅ…」
隣ではシッマも丁度起きたらしかった
あぁ…俺、ゾムの食害にやられたんやった…
そんなことを考えていた瞬間
シャッという音と共に目の前のカーテンが開く
飛び込んできたのは
ニコニコと嬉しそうな顔をペ神
それを見た俺とシッマは
一瞬で血の気が引き
kn,sya「ぎゃぁぁぁぁぁ！！！」
大きな叫び声をあげた
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
落ち着こうとしたら
ペ神の後ろに４人の人影
メンバーはトントン、グルッペン…ゾム
そしてむさい男の中に女の子が一人
ps「なんだよも〜２人して僕のこと見て悲鳴あげんでもいいでしょ〜…ほら、姫さんに挨拶は？」
そう言いながらペ神は
俺たちに彼女が見えるように移動する
kn「は！？あ、俺、コネシマや！よろしゅう！」
sya「え！俺、シャオロン、よろしゅう…！」
『はい、よろしくお願い致します…』
挨拶を返してもらう
めちゃくちゃ驚いた
最初に城で見た時
演じていると感じた彼女の表情は
今は自然でいて綺麗で
声も近くで聴くとより綺麗で可愛くて
あぁ〜俺の好みだなぁと素直に思った
てかこの子に惚れんやつおるか…？
まだ良く彼女の事はわからんけど
一目惚れ…したんやなぁ
その後、姫さんに言ったことを覚えていない
ちゃんと会話できたんやろか…
それくらい、心を奪われた
隣にいるシッマも
いつもよりギクシャクしている感じがした
あー…これは敵多いやつやな…
グルッペンやトントン、ゾムをよく見ると
心做しか彼女を見る目は
もの凄く優しい見方をしているようだった
彼女は城の中を案内されてた様で
その後、グルッペン達と共に
医務室を出ていった
俺はおもわず「綺麗やったなぁ…」
と口に出してしまった
すると隣で吹き出すシッマ
kn「あっはっはっは！シャオロン惚れたんかぁ！お前は惚れやすいもんなぁ！」
そう笑ったシッマ
お前はどうとも思わへんのか？
ーーーーーーーーーーーーーーー
しんぺい神さんの口調直した…
…また勝手なイメージで
シャオちゃんを…すんません…
でもこのシャオちゃんは可愛いと思う←
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作者名：斬 | 作成日時：2019年4月26日 19時
