24話 ページ25
A side
昼食を食べ終わった後のこと
暫く5人で談笑していた
気付けば午後一時
時計を見たトントンさんが声を上げる
tn「はっ!?ちょ、話しすぎや!仕事せんと…ほな、グルさん。戻るで!」
gr「嫌だ!絶対嫌だ!もう少しぐらい良いだろ!」
と駄々をこねるグルッペンさん
本当に最初にあった時の威厳の欠けらも無い…
tn「ダメや!あんた昨日パーティーの為にって言って仕事置いとく言うたの忘れたんか!!」
gr「とんち!大丈夫や、今日という日はまだ長いぞ!せめてAに城の案内させてくれ!」
ut「大丈夫やで、グルちゃん。それは僕に任せてy… tn「ほぉ〜?うっつー仕事どうしたんやろなぁ〜?」…シュミマセン」
syp「…俺が案内したいのは山々っすけど、これからちょっと城下に降りなきゃいけない用事あるんで俺は無理っすね…」
gr「な?な?ほら、大先生もショッピ君も無理だぞ!? tn「あんたが一番無理なんだよなぁ〜!」いや!俺は頑張れば1時間であの量を終わらす!!」
tn「無理ゆうなやぁ!俺が爆速でやっても3時間はかかる量やぞ!?」
どうやら総統という立場でも
トントンさんには敵わない様子
(いやグルッペンさん達がサボるのが悪いのか)
まるで上下関係など無いように
平和に争う(?)様子に
私は羨ましくなってしまった
ふと思い、こんな事を言ってみた
『なら…私が仕事をお手伝いしましょうか…?』
tn「へ…?え、でも流石にそれは任せられへんって!それにすごく大変やで?徹夜はしょっちゅうやぞ?」
トントンさんのルビーのような目と合う
その目はどこか怪しく私を見つめる
『…はっきり言ってください。私の事を信用出来ないことは分かっていますから』
gr「うっ…そういう理由もあるが…俺は今の所、信用しているぞ?これはほぼ俺の感だがな。俺は感がいいからな!ま、Aの目を見て決めたんだ!俺の目に狂いは無い!」
syp「と…この国の総統が仰ってますし、俺は信じますよ」
tn「…すまんなぁ、俺は正直にまだちゃんと信じられへん…まぁ…グルさんの感が外れる事とか無いし…迷っとるん…」
ut「とんちは少し頭固すぎるんとちゃう?この子の目、ちゃんと見たん?綺麗な目やろ〜?」
tn「いや、そういうことちゃうやろ」
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最後雑かった
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作者名:斬 | 作成日時:2019年4月26日 19時