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10話(zm said) ページ11

時は遡り
Aとグルッペンが話し終えたあとである

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zm side

俺はグルッペンの護衛という役で
兵に気づかれんように陰から見ていた
グルッペンが例の姫と話し終えたようだった

姫さんを終始見ていた
話は聞こえなかったが
笑顔を見せる姿はとても綺麗だった
グルッペンが感嘆したのも頷ける

その後グルッペンと合流した

zm「どうやった?」

gr「緊急会議だ…と言っても人数は限るな。周りに気付かれんように…そうやな…ゾムはトントンとオスマン連れて城の玄関口に来てくれ」

zm「おお、分かったわ」

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tn「あぁ?グルさんが呼んどるんか?はぇ〜嫌な予感するんですけど」

os「折角今から美味しそうなケーキ食べよう思っとったのに…」

tn「何のようか聞いたんか?」

zm「それがなぁ?なんか姫さん関係っぽいんや」

とりあえず行くか
というトントンに俺とオスマンは続いて行った



gr「おぉ、来たか。早速話があるぞ」

tn「まさか本気で姫さん攫うとかいわんよな…」

gr「よく分かったな!そのまさかだ」

os「正気なん?相手は一国の姫さんめう。そして箱入り娘の上、警備も厳しいと思うで?」

gr「その点なのだが…会場の様子を見ても厳しく見えない…それに本人からのお願いなんやぞ?」

zm「…本人からの申し出?怪しない?」

gr「大丈夫だ…あの顔は嘘じゃない。因みに迎えにいくのは俺とゾムで行く」

tn「はぁ〜一国の総統閣下がそんなことして許されるんですかね〜!?」

os「ホンマに罠だったらどうするん?」

gr「あれは罠じゃない!あの姫の眼は助けてと訴えていた…」

zm「俺は別にいいと思うで?グルッペン守ればええんやろ?」

tn「でもなぁ〜分からんやろ…あんなべっぴんさんでも、下手したらこっちの命がかかるんやで?」

gr「大丈夫だと言っているだろう?ゾムもいるから大丈夫だって!」

こりゃ〜グルッペン聞かんわ

os「…分かっためう。トントン、ここはグルッペンとゾムに任せるめう」

tn「…帰ったら仕事やぞ」

gr「うっ…善処しよう」

作戦はこうや

グルッペンと俺は
外から回って姫さんの部屋まで行く
(紙切れには丁寧に地図が書いてあった)

トントン、オスマンは離れた場所に馬車を用意する

グルッペンと俺は姫さんを連れ出し
馬車までいき、国を脱する

簡単な作戦やった

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作者名: | 作成日時:2019年4月26日 19時

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