＊たまには 2 ページ17
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静香『でも今日はあれね、いちんだと
冷え込むらしいわね』
『そうそう
さすがに皆家から出ようとしなかったな』
静香『翔平と昂秀を除いてね笑』
前に陸兄から教えてもらった店に入ると
お母さんの表情が少しだけ変わった
なんだか懐かしむような....そんな感じ
『お母さんここ来たことあるの?』
静香『ええ...だってこのお店でお父さんから
プロポーズされたから
ちょうど今の季節ぐらいだったかしら?』
今は昼前だったためいつもの光景でしか
ないけれど、
夜になったらイルミネーションとか綺麗
なんだろうな
静香『...でもAってそんなコート
持ってた?』
『あぁこれ?陸兄が足出しすぎて危ないから
って言って....
暖かいからいいんだけど^^;』
するとお母さんは運ばれてきたコーヒーを
飲んで小さく微笑んだ
静香『子は親の背中を見て育つって言うけど
本当にそのとおりね
...私もまだ恋人だった時に隆二と同じこと
されたな^^』
『じゃあそのコート....』
静香『ええ
誰かにプレゼントされることは初めてじゃ
なかったけれどあんなにも嬉しかったのは
初めてだったんじゃ....ないかな^^』
お母さんは知り合いのアパレルブランドの
店のデザインの手伝いをしてるてっのもあって
幅広い服を持ってるけど....
今お母さんが着てるコートだけは私がまだ
記憶がぼんやりとしか残ってない時から着てた
それぐらい.....嬉しかったんだ
静香『まぁその時はこの人すごい心配症な
人だなってしか思ってなかったけどね笑』
『笑笑』
すると母さんのスマホがなって画面には
"彩"の文字が
静香『ちょっと話してくるね』
『うん^^』
彩さんは自分のブランドの店を持っていて
忙しいのにも関わらず
よく私達の遊び相手になってくれた第2の
お母さん的存在
静香『今?Aと2人で出かけてるところ
珍しい?それどういうことよ笑
....うん、うんわかった 取りに行く』
『付き合うよ?』
戻ってきたお母さんにそう言うとにっこりと
微笑んで
静香『ありがとう^^』
そう言った
.
.
彩『はい！もうこれ探すの大変やってんで！』
静香『いつもありがと^^』
『お母さん.....それ、』
静香『うん(*^^*)』
その時のお母さんの表情はいつもと違って
少しだけ幼さが見え隠れしていた
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めぐ(プロフ) - リクエストいいですか？ お店でまこちが迷子になって家族みんなで探すのがいいです お願いします (2020年6月22日 18時) (
レス) id: c2da2ef051 (このIDを非表示/違反報告)
Miyuu - めっちゃこの小説大好きで、早く作者さん帰って来てください！更新楽しみに待ってます！リクエストなんですけど、兄弟で王様ゲームをする話みたいです！ (2020年3月28日 11時) (レス) id: de14ecde23 (このIDを非表示/違反報告)
もえ(o´艸`)(プロフ) - とても面白くてはまりました。次の更新まってます！ (2020年1月2日 12時) (レス) id: 7742aa0a22 (このIDを非表示/違反報告)
naniwa1006(プロフ) - とても面白いしかわいいとこがたくさんあってハマりました。 (2019年12月9日 1時) (レス) id: 2dffa8b4f3 (このIDを非表示/違反報告)
Miyuu - おかえりなさい！この作品すごく大好きなので楽しみに待ってます！ (2019年12月8日 21時) (レス) id: a4bb87b888 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ch.08
| 作成日時：2017年12月16日 17時
