手遅れだと言わずに…………モブでいさせて下さい!!!! 【ツイステ】

3-46「敵人ヒンダー！」 ページ46

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食事も終わりラギー先輩達と別れた後、私は急いで鏡舎へと向かった。

理由は勿論、ユウ達を邪魔するウツボツインズを邪魔する為。


…そこの貴方、「モブになりたいんじゃないの？」って思ったでしょ？







生憎だけど、あの指定暴力団のことが非常にムカつくので、今までの仕返しをしていきたいと思います。









鏡舎








『…よし、アズールの魔法薬をッと。』








「珊瑚の海」に入る為には水中で呼吸できなきゃ意味がない。

だから、アズールの魔法を先程奪ってきた。

…入手方法は、まあ聞かないでくれ。




不味そうな色をした液体の入った小瓶をポッケから取り出し、思わず顔を顰める。



…正直飲みたくない…でも背に腹は変えられない。

うじうじしても仕方ないので、瓶の蓋を開け、思いっきり飲み干した。









『っ！！〜〜〜〜ッマッズ！！！！

おぇ、マジで魔法薬マッズ！！』









何だこの形容しがたい味！

ラギー先輩、よく腐ったシチューとかそういう表現したな…



そんなどうでもいいことを思っている間に、息が少しずつ苦しくなっていく。

肺呼吸からエラ(ないけど)呼吸に変わっていってる！








『闇の鏡よ…珊瑚の海へ！』









闇の鏡に言った瞬間、眩しい光が私を覆いつくした。









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眩しさが無くなり、息も苦しくなくなった。

…ということは





ゆっくりと目を開けると、そこは目を奪われるほどの幻想的な海の中。









『オクタヴィネルがある海も綺麗だったけど、ここも凄く綺麗…』









思わず独り言ちてしまうくらいだ。

…ゲームと現実じゃあ大違い。こんなに珊瑚がある場所、日本じゃ先ずないだろうな。









『っていけない！ユウ達の下へ早く行かなきゃ！！』









…こういう時、運動神経良くてよかった。




そう思いながら、私は慣れた動きで珊瑚の海を泳ぎ始めた。

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