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「シシシッ!

レオナさんにそんなこと言える神経が図太い人、アンタが初めてっス!」







そんなラギー先輩をジト目で見れば、「んな顔しないで下さいよ」となだめられた。








「取引内容はコイツの魔力を底上げする薬を頼んだ。」


『…増幅薬ってとこですか。』


「ああ。」


『処す。』


「A落ち着いて!ここ食堂!!」








ギャーギャーと暫く騒いだ後、一時的に落ち着いて私は溜息をつく。








『…たく、アンタのお陰でとんだとばっちりですよ。

担保に俺のユニーク魔法と俺自身になっちゃったんですから。』


「え、そんなことになってんスか?」


「そ、そうなんですよね。」


「そういえばお前ら…なんであのタコ野郎と取引なんて馬鹿な真似しようと思ったんだ。

お陰で俺の部屋が狭くなっただろうが。」









どうせそんな狭くないでしょうに…




とか思ってたらギロリと睨まれた。

おぉこわ。







ここでユウが漫画やアニメでよく聞く「かくかくしかじか」を使い、レオナさんに説明する。

…これで通じるって二次元凄いよね。



するとレオナさんは、それはもう愉快そうに爆笑された。









「ッハ!期末テストでアイツと契約したバカ共を自由にするために取引しただと!?


ハハハ!コイツはいいな!背筋が寒くなるぜ!

で?そのとばっちりにテメエはあったって?

俺を笑わせにきてんのか?」


『やっぱ処す!処すことができなくても一発ぐらい殴らないと気が済まない!!!!!』


「レオナ先輩!やっとコイツが落ち着いたのに火に油注がないで下さい!!」









ここでまた私が暴れ出し、ユウ、グリムとジャックが止めに入ったのは言うまでもない。

その間、ラギー先輩とレオナさんはそれはもう嫌らしい笑顔で私を見ていた。







…クッソ!パシるだけに飽き足らず、人の不幸を笑いやがって!!!!

3-42→←3-40「背筋コールド!」



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カリナ - 3_48でクスクス笑うタレ目とかかれてありますがつり目では無いでしょうか? (2021年8月30日 17時) (レス) id: 5c46ccd9a8 (このIDを非表示/違反報告)
Kk(プロフ) - カナさん» ハッ!本当ですね、ダメです女バレしちゃう……!!カナ様、ご指摘ありがとうございます。訂正しました! (2020年12月26日 12時) (レス) id: 30c3420c66 (このIDを非表示/違反報告)
カナ(プロフ) - 3―10でおもいっきり私って言ってるけどいいんですか? (2020年12月26日 12時) (レス) id: 115331bfc2 (このIDを非表示/違反報告)
Kk(プロフ) - この作品をお待ちしている皆さん、ありがとうございます!そしてパスワードの状態が長くなり。申し訳ありません(汗)今書き途中でパスワードをさせて頂いています。もう少しで更新致しますので、ご理解とご協力よろしくお願い致します。 (2020年12月5日 9時) (レス) id: 30c3420c66 (このIDを非表示/違反報告)
ただの腐女子(プロフ) - 続きが読みたいです。 (2020年12月5日 6時) (レス) id: fe7c6e1aa3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:KK | 作成日時:2020年11月30日 12時

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