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完全に私に目を付け始めた指定暴力団。
これは非常にマズイ。あの3人相手じゃ逃げ切れるのも…
「グリム!そう言うことは簡単に言っちゃあ」
「僕の契約書に通用するユニーク魔法…是非聞かせて頂きたいものですね。」
ギラついた視線と嫌らしいニヤつき。
それを今、あの3人が私に向けている。
…アイツらだけにはユニーク魔法を明かすわけにもいかない。
どうする?どうやってここから…
「と言いたいところですが、今日は新人教育で忙しい。
またの機会にいたしましょう。」
『!』
…嫌にアッサリと引き下がるじゃん。
警戒を解くことなく睨みつければ、口角を更に上げる指定暴力団。
「ジェイド、フロイド。
新入りの指導は任せましたよ。」
「「はい/は〜い」」
「サバナクロー寮のジャック・ハウルくん、イグニハイド寮のA・コックスくんに、オンボロ寮のユウさん…でしたね。
君達もどうぞお引き取りを。
次はぜひ、お客様として店においで下さい。
いつでも歓迎しますよ。
“特に”Aくんは。」
特に、を強調したアズールは、言うだけ言って私達の前から去って行った。
それを唸りながら睨みつけるジャックと、無表情のユウ。
…傍観する側となると、面白くていいけど
いざ関わるとなると、物凄くイライラするな。
「おい、ユウ、A。
一旦戻って仕切り直すぞ。」
「『わかった。』」
こうして私達はモストロ・ラウンジをあとにした。
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カリナ - 3_48でクスクス笑うタレ目とかかれてありますがつり目では無いでしょうか? (2021年8月30日 17時) (レス) id: 5c46ccd9a8 (このIDを非表示/違反報告)
Kk(プロフ) - カナさん» ハッ!本当ですね、ダメです女バレしちゃう……!!カナ様、ご指摘ありがとうございます。訂正しました! (2020年12月26日 12時) (レス) id: 30c3420c66 (このIDを非表示/違反報告)
カナ(プロフ) - 3―10でおもいっきり私って言ってるけどいいんですか? (2020年12月26日 12時) (レス) id: 115331bfc2 (このIDを非表示/違反報告)
Kk(プロフ) - この作品をお待ちしている皆さん、ありがとうございます!そしてパスワードの状態が長くなり。申し訳ありません(汗)今書き途中でパスワードをさせて頂いています。もう少しで更新致しますので、ご理解とご協力よろしくお願い致します。 (2020年12月5日 9時) (レス) id: 30c3420c66 (このIDを非表示/違反報告)
ただの腐女子(プロフ) - 続きが読みたいです。 (2020年12月5日 6時) (レス) id: fe7c6e1aa3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:KK | 作成日時:2020年11月30日 12時