第6話 ページ7
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朝起きて、顔を洗って、リビングでご飯を食べて、真新しい制服に着替える。
今日は雄英高校の入学日───。それはすなわち、私が雄英高校の入試に見事合格したということ。合格通知がまさかの簡易ホログラムで吃驚したのはついこの間の出来事だ。
中学もブレザーだったからネクタイはお手のもの。慣れた手つきでネクタイを結び終えて、鏡の前の自分を確認する。
グレーのブレザーに赤のネクタイ。濃いグリーンのスカートに黒い膝下のソックス。自分が雄英生であることの証に、ニヤケが止まらない。
「Aー！そろそろ時間よー！？」
「あーい！」
お母さんの声に時計を見れば、そろそろ学校に行かないといけない時間になっていて。私は慌ててリュックを肩掛け玄関へと小走りする。
「まったくAったら…」
「あの雄英に受かったんだ。浮足立ってるんじゃないか？」
玄関で靴を履いていれば、お父さんとお母さんがいつの間にか来ていた。私の制服姿を見て、2人は誇らしげに微笑んでいる。
「…雄英大変だろうけど、頑張れよ。応援してるからな」
「怪我に気をつけてね」
「───いってきます！」
「「いってらっしゃい」」
4月、私は新たな高校生活第一歩を今、踏み出す。
電車で3本のところに雄英高校はある。国立で学費は私立より安く、距離も遠くない。本当いい所に合格できたなぁと耽った。
二度目の雄英は相も変わらず施設のスケールが半端じゃない。どこもかしこも大きさも広さも尋常じゃないんだから。
道に迷いながらも、私は自分のクラス──1-Aの教室に辿り着いた。すっご、教室のドアバリアフリーじゃん。
ここに、あの難関を乗り越えた自分と同い年(精神年齢はおいておく)の子達が…
胸の高鳴りを深呼吸で抑えながらドアをスライドする。自分の視界に広がったのは…というか突き刺さる視線。普通に怯んだよね。
その視線から逃れるようにそそくさと自分の席を探す。身十伸、身十伸…あった。窓側の三番前。
自分の席に着き、窓の外の景色を見やる。初対面の人に声かけることが苦手な私は、友達作りにはよく苦労している。今回もそれが発動していた。友達欲しいけど声かけるの緊張する。しんどい。
窓の外をぼんやり眺めること約5分。教室内は騒がしさを少しずつ見せ始めていた。何か早速若干2名言い合ってるの、怖。しかも前の席。初っ端からやめてくれ。
「お友達ごっこなら他所へ行け」
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たぴわか(プロフ) - 緑屋…ww (2022年10月30日 17時) (
レス) @page50 id: 95267a9cac (このIDを非表示/違反報告)
ば(プロフ) - 眠さん» コメントありがとうございます！端的に言うと前世の記憶はないためヒロアカそのものを知らない、けど何故か自分が転生したこと、ワンピースの知識はしっかり持ってるという謎めいた設定です！その理由は後々分かるかも…しれないし分からないかも…って感じです (2022年10月30日 16時) (レス) id: a47860cb56 (このIDを非表示/違反報告)
眠 - コメント失礼します！少し気になったんですが夢主さんはヒロアカという漫画だけ知っていて、キャラ及びストーリーなどは知らないという感じですか？ (2022年10月30日 13時) (レス) @page8 id: c3c12ef3af (このIDを非表示/違反報告)
冷凍保存食品(プロフ) - 緑屋なのおもろいwwwwwなんかめっちゃ好きだwwwwwww応援してます💪 (2022年10月26日 22時) (レス) @page50 id: 5ac8dc0a14 (このIDを非表示/違反報告)
さささ - はい！大丈夫です。ご丁寧に対応ありがとうございます！！細かくすみませんでした。本当に面白いです！頑張ってください。応援してます(*´`) (2022年10月25日 11時) (レス) @page41 id: 6ec0373f36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ば
| 作成日時：2022年10月21日 0時
