第46話 ページ47
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「ヒーローの卵とはいえ、大前提としてお前は生徒で守られるべき対象。この意味が分からないほどお前は馬鹿じゃないはずだ」
「…はい」
先生達にとって私達は守る対象。その守る対象が出しゃばって敵に殺されたら？それこそ先生達にとっての敗北だ。それを無視するような行動を今回私はしたのだから、言い逃れも言い訳も効かない。
ただ先生の言葉を受け止めることしか、今の私にできることはないのだ。
「本来なら除籍処分にしたいところだが…俺はお前とトラファルガーに助けられたのは事実だし、何より広場に飛ばされたこと自体不本意だった。今回は不問とする。…助けてくれてありがとね」
「…すみませんでした」
「反省してるならよろしい」
ポンポン。二回頭を軽く撫でられ肩の力が抜け、顔を上げる。先生の表情は怒っていなかった。
…そういえば皆無事だったんだろうか。
「言っておくがA屋、お前が一番の重傷患者だった。抹消屋と緑屋、オールマイト屋はリカバリー屋の治療を受けて回復している」
「マジか」
トラファルガー先生心を読むな。
「親御さんには連絡入れたか」
「はい一応…うちの両親共働きでいま多忙のシーズンなんで顔を出すこと出来ないって言われました」
「それはこっちも聞いた。本当ならご両親に迎えを頼むんだが…退院時は雄英側がお前を送る」
「ありがとうございます」
「あと1週間もしないうちに雄英体育祭がある。準備期間が短いが心しておくように…確認したい事は以上だな。クラスには身十伸から伝えてやれ。相当お前のこと心配してたよ」
「そうします」
「じゃあ俺は帰るが…」
濁すような言い回しに何だと首を傾げれば、トラファルガー先生がこちらをジッと見つめている。…あ、これ多分2人で話したい事があるんだな。理解理解。
察した私は改めて相澤先生にお礼を言い、先生は病室をあとにした。シンッ、と病室が静まり返る。無言のまま立ち続けるトラファルガー先生に恐る恐る座るよう促したら、彼は素直に病室にあるパイプ椅子に腰かけ優雅に足を組む。わぁ、足なっがいですね。羨ましい。
…何でまた穴が開くんじゃないかと思うくらい見られてるんでしょう。私。
「…あの、どうかしました？」
「どうもしねぇ。ていうか食わねぇのか、それ」
「食べますけど…そんなジッと見られると食べずらいというか…」
「気にせず食え」
「それが無理っつってんだろ」
「あ？」
「わーご飯おいしー」
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たぴわか(プロフ) - 緑屋…ww (2022年10月30日 17時) (
レス) @page50 id: 95267a9cac (このIDを非表示/違反報告)
ば(プロフ) - 眠さん» コメントありがとうございます！端的に言うと前世の記憶はないためヒロアカそのものを知らない、けど何故か自分が転生したこと、ワンピースの知識はしっかり持ってるという謎めいた設定です！その理由は後々分かるかも…しれないし分からないかも…って感じです (2022年10月30日 16時) (レス) id: a47860cb56 (このIDを非表示/違反報告)
眠 - コメント失礼します！少し気になったんですが夢主さんはヒロアカという漫画だけ知っていて、キャラ及びストーリーなどは知らないという感じですか？ (2022年10月30日 13時) (レス) @page8 id: c3c12ef3af (このIDを非表示/違反報告)
冷凍保存食品(プロフ) - 緑屋なのおもろいwwwwwなんかめっちゃ好きだwwwwwww応援してます💪 (2022年10月26日 22時) (レス) @page50 id: 5ac8dc0a14 (このIDを非表示/違反報告)
さささ - はい！大丈夫です。ご丁寧に対応ありがとうございます！！細かくすみませんでした。本当に面白いです！頑張ってください。応援してます(*´`) (2022年10月25日 11時) (レス) @page41 id: 6ec0373f36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ば
| 作成日時：2022年10月21日 0時
