第44話 ページ45
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Aが意識を失って数分後、USJには多くのプロヒーローが到着し敵連合は退却。こうして襲撃事件は幕を閉じたのである。
そして今、警察も合流し捜査と怪我人の対応、生存者の確認等を行っていた。
Aクラスはほぼ全員無事。負傷者は緑谷、オールマイト、相澤のみで全員命に別状なし。それを聞いたAクラスのメンツは安堵の息を漏らしたが、1人険しい表情で警察の塚内に話しかけた生徒がいた。
「あの、身十伸は！？あいつ大丈夫なんスか！？」
そう、切島が聞いたのは目に見える怪我はないものの、個性の反動により意識を失ったAの容体。それに反応したのは彼女の近くにいた爆豪と轟だ。そしてクラスの全員が心配の目で恐る恐る塚内を見やる。
「身十伸っていうと運ばれた女子生徒だね。彼女は確かに目立った怪我はなかったが…正直言って生きているのが不思議なくらいだ」
「ケロ、それはどういうことかしら」
蛙吹が投げかけた疑問はほぼ全員共通のモノ。しかしそれに覚えがある者が1人いた───唯一彼女の体を支え、直接触れていた爆豪だ。
「………あいつ、体が異常に熱かった。それと関係しとんのか」
「あぁ。救急隊が彼女を運んでいる時同じことを言っていてね。一通りバイタルを測ったところ、体温40℃、呼吸数35回、脈拍数146回、血圧212/140という高値を叩きだしていた。彼女は今総合病院で入院しているよ」
「「「！！？」」」
生徒全員が息を呑んだ。医療者でなくとも分かるくらいの、異常な数値。塚内は本当に今生きているのが不思議だと言う。そして何故、このような事態になったのか、とも。
「だ、大丈夫なのでしょうか！！身十伸君は助かりますか！？」
「現段階では何とも言えない。とにかく彼女の目が覚めなければ…」
「そんな…」
重苦しい空気が場を制する。しかしそれを分かった上で、塚内は彼らを校舎へと戻した。Aのことは病院に任せるしかないのだから。
こうして1-Aは大きな不安を抱えながら怒涛の1日を終えたのであった。
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たぴわか(プロフ) - 緑屋…ww (2022年10月30日 17時) (
レス) @page50 id: 95267a9cac (このIDを非表示/違反報告)
ば(プロフ) - 眠さん» コメントありがとうございます！端的に言うと前世の記憶はないためヒロアカそのものを知らない、けど何故か自分が転生したこと、ワンピースの知識はしっかり持ってるという謎めいた設定です！その理由は後々分かるかも…しれないし分からないかも…って感じです (2022年10月30日 16時) (レス) id: a47860cb56 (このIDを非表示/違反報告)
眠 - コメント失礼します！少し気になったんですが夢主さんはヒロアカという漫画だけ知っていて、キャラ及びストーリーなどは知らないという感じですか？ (2022年10月30日 13時) (レス) @page8 id: c3c12ef3af (このIDを非表示/違反報告)
冷凍保存食品(プロフ) - 緑屋なのおもろいwwwwwなんかめっちゃ好きだwwwwwww応援してます💪 (2022年10月26日 22時) (レス) @page50 id: 5ac8dc0a14 (このIDを非表示/違反報告)
さささ - はい！大丈夫です。ご丁寧に対応ありがとうございます！！細かくすみませんでした。本当に面白いです！頑張ってください。応援してます(*´`) (2022年10月25日 11時) (レス) @page41 id: 6ec0373f36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ば
| 作成日時：2022年10月21日 0時
