第32話 ページ33
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教員がヒーローでヒーローの卵がいる学校に侵入。そんな捕まりにきたような真似をするのはただの阿呆にしか見えない。けど、
「センサーが反応しねぇなら向こうにそういうこと出来る
校舎と離れた隔離空間。そこに少人数が入る時間割…馬鹿だがアホじゃねぇ。これは何らかの目的があって、用意周到に画策された奇襲だ」
轟の冷静な分析力に目を瞠った。いや、彼本当に高校生？…ってふざけてる場合じゃないよ。
「トラファルガー、援護しろ」
「俺に命令するな抹消屋」
相澤先生は13号に私達生徒の避難誘導を、上鳴に個性で連絡を試すよう指示。最後にトラファルガー先生と一緒に広場へと跳び出していった。相澤先生の実力は分からないけど、トラファルガー先生の能力と戦闘技術は信頼できる。
戦場慣れしていない私が今できることは、逃げ一択だ。
判断のもと、クラスメイトと一緒に13号の後をついていく。
しかし、奴さんは簡単に私達を逃がしてくれないらしい。目の前に突如現れた靄。それによって私達は足止めを食らった。あの靄…何もない所から出てきてるって事は──空間転移系の個性！
「初めまして、我々は敵連合。僭越ながら…この旅ヒーローの巣窟雄英高校に入らせて頂いたのは
平和の象徴オールマイトに息絶えて頂きたいと思ってのことでして」
何つー大胆な目的だこと。アホかと言いたいところだが、一方で油断できない。誰しもが共通して強者だと考える人物を殺すと言ってのけるということは───
それの目的を達成するに値するほどの力と術を持っている、ということ。目の前にいる靄だってその手段の一つの可能性がある。
靄がモーションを取り、13号がそれに反応し、相手の動きに嫌な汗がこめかみを伝ったその時、2つの影が勇敢にも靄に立ち向かった。切島と爆豪だ。
───その勇敢さは紙一重に馬鹿と評される行動だけれども。
「その前に俺達にやられるとは考えてなかったか！？」
「あの馬鹿…！」
相手の出方も分からないのに突撃するのは愚策でしょうが！！戦闘経験のない私でも分かるぞ、そんなこと！！
しかも2人の今の立ち位置は13号の目の前で、邪魔する位置にいる。つまり、13号が個性を使えない。
「危ない危ない…そう、生徒と言えど優秀な金の卵」
「駄目だどきなさい、二人とも！」
刹那、黒が視界を覆った。
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たぴわか(プロフ) - 緑屋…ww (2022年10月30日 17時) (
レス) @page50 id: 95267a9cac (このIDを非表示/違反報告)
ば(プロフ) - 眠さん» コメントありがとうございます！端的に言うと前世の記憶はないためヒロアカそのものを知らない、けど何故か自分が転生したこと、ワンピースの知識はしっかり持ってるという謎めいた設定です！その理由は後々分かるかも…しれないし分からないかも…って感じです (2022年10月30日 16時) (レス) id: a47860cb56 (このIDを非表示/違反報告)
眠 - コメント失礼します！少し気になったんですが夢主さんはヒロアカという漫画だけ知っていて、キャラ及びストーリーなどは知らないという感じですか？ (2022年10月30日 13時) (レス) @page8 id: c3c12ef3af (このIDを非表示/違反報告)
冷凍保存食品(プロフ) - 緑屋なのおもろいwwwwwなんかめっちゃ好きだwwwwwww応援してます💪 (2022年10月26日 22時) (レス) @page50 id: 5ac8dc0a14 (このIDを非表示/違反報告)
さささ - はい！大丈夫です。ご丁寧に対応ありがとうございます！！細かくすみませんでした。本当に面白いです！頑張ってください。応援してます(*´`) (2022年10月25日 11時) (レス) @page41 id: 6ec0373f36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ば
| 作成日時：2022年10月21日 0時
