第27話 ページ28
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「いつかちゃんと自分のモノにして、“僕の力”で君を超えるよ」
「こっからだ！！俺は…！！こっから…！！いいか！？俺はここで一番になってやる！！！」
…何かもう、衝撃的な会話を、知ってはいけない会話を聞いた気がする。というか普通に考えて聞いちゃ駄目でしょこれ。
爆豪、緑谷、そして最後の最後に乱入してきたオールマイトがいなくなってから、トラファルガー先生は口を開いた。
「お前、あのガキに認められてたじゃねぇか。良かったな」
いや、最初の感想それでいいのかトラファルガー先生。なんて思いながら先程の爆豪の台詞を思い出す。
「俺よりも没個性だと思ってたあのゴム女に負けた！！確実に俺の方が上だってのに！！」
爆豪のことなんてたった2日の間柄でしかなく、そんな私がその2日間で爆豪の全てを理解できるはずがない。
それでも思った。プライド高そうな奴が涙を見せるって、今日の訓練はそれほど応えたに違いなく───これをバネに、爆豪はもう“誰も侮らない”と。
やっぱ男子ってすごいなぁ〜…何がすごいかって言語化できないけど。
────いや、違う違うそこじゃない。この人話逸らしたな、確実に。
「イヤイヤちょっと待て」
「チッ」
オイその舌打ちなんだ。絆されなかったことに関する舌打ちか。
「あれ絶対私達盗み聞きしちゃいけなかったやつ」
「だろうな」
「なんで！？というか私まで巻き込まないで下さいよ！？」
「お前がアホ顔晒しながら考え無しにあそこを通ろうとしてたから、俺がわざわざここに連れてきてやったんじゃねぇか。あの場面で遭遇してたら確実に気まずくなってたろ、お前が」
「うんそうですねそれに関してはありがとうございます！」
グゥの音も出ない正論に私は噛み付いた。ヤケクソである。だけど私が本当の意味で噛み付きたいのはそこじゃない。
「あれは空気読んで聞かない所でしょ！？」
「あのニュウガクシケンとここ2日間でわかった事だが、あのガキ2人は妙なところで勘が鋭い。爆発屋は地頭がいいし、緑屋も相手の表情や仕草に敏感とみた。奴らに俺達のことが万一バレそうになった時、今回の件を弱みとすればこっちのもんだ」
「悪用する気満々じゃん！！」
「何言ってやがる。俺だってこの辺を通りかかっただけで、奴らが急にあそこで話し始めたんだ。他意はねぇ」
「その悪い笑みさえなければその答えは100点満点だったよ！！」
第28話（ワンピースネタバレ注意：1040話、1050話）→←第26話
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たぴわか(プロフ) - 緑屋…ww (2022年10月30日 17時) (
レス) @page50 id: 95267a9cac (このIDを非表示/違反報告)
ば(プロフ) - 眠さん» コメントありがとうございます！端的に言うと前世の記憶はないためヒロアカそのものを知らない、けど何故か自分が転生したこと、ワンピースの知識はしっかり持ってるという謎めいた設定です！その理由は後々分かるかも…しれないし分からないかも…って感じです (2022年10月30日 16時) (レス) id: a47860cb56 (このIDを非表示/違反報告)
眠 - コメント失礼します！少し気になったんですが夢主さんはヒロアカという漫画だけ知っていて、キャラ及びストーリーなどは知らないという感じですか？ (2022年10月30日 13時) (レス) @page8 id: c3c12ef3af (このIDを非表示/違反報告)
冷凍保存食品(プロフ) - 緑屋なのおもろいwwwwwなんかめっちゃ好きだwwwwwww応援してます💪 (2022年10月26日 22時) (レス) @page50 id: 5ac8dc0a14 (このIDを非表示/違反報告)
さささ - はい！大丈夫です。ご丁寧に対応ありがとうございます！！細かくすみませんでした。本当に面白いです！頑張ってください。応援してます(*´`) (2022年10月25日 11時) (レス) @page41 id: 6ec0373f36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ば
| 作成日時：2022年10月21日 0時
