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「この間の同期会で、なんであんなこと言ったの？
俺と園田ちゃんがお似合い、とか」
玉森くんが私をのぞきこむみたいにして言う。
「てっきり玉森くんと園田さんが付き合ってるんだと思ったから、決定的なこと聞きたくなくて」
「俺ショックだったんだけど。
安達にそう思われてるんだって。それに」
「…それに？」
「タイプは包容力があって落ち着きがある人って。
部長じゃん、って思ってた」
「そ、それは。
玉森くんてばれたら困るから。当たり障りないこと言っとこうって」
玉森くんが、がくって頭を下げる。
「……んだよ、それ」
「玉森くんだって。ギャップのある人がタイプって言うから。園田さんのことだと思ってた」
「俺は安達のことを言ってたんだけど」
え？私？
「…新入社員の研修で初めて会った時は。
きれいな子だし、気強そう、とか思ってたけど。
控えめだし、仕事も地味なこと進んでするし」
そんな風に思ってくれてたなんて、知らなかった。
「…ありがとう」
「…いえ。どういたしまして」
な、なんか恥ずかしい。
どうしよう。
「あ…じゃあ。私そろそろ部屋、戻るね」
「は？」
「え、だから、部屋…」
「この流れで帰すわけないじゃん」
え？！
ちょっと待って、無理無理無理。
絶対無理。
「……て、言いたいとこだけど。
安達のペースに合わせる」
玉森くんが私をまっすぐ見た。
「嫌なことあったらちゃんと言って。
絶対嫌いになったりしないから」
「…嫌なこと」
「うん」
「ある」
「え！」
「もうあんまり園田さんの耳たぶ触らないでほしい…」
「……努力する」
「え？！努力？」
「うそだよ、しないよ」
ちょっと意地悪そうに笑ってる。
「もっかいキスしても、い？」
「…聞かないでいいよ」
「え、いいの？」
耳のあたりに手がかかって。
ゆっくり玉森くんの唇が重なる。
「ちょっとずつでいいから」
「……うん」
恋愛は苦手だって、ずっと思ってた。
でも大好きな人がこっちを見て、笑ってくれるだけで。
「俺にだけ全部見せてよ」
こんなにも幸せな気持ちになるんだって。
初めて、知った。
大好きだから、近づきたくなかった。
だけど今は。
誰よりも近くにいたいって思う。
きっと、これからも私は意地悪で優しいこの人に。
振り回されて、でももっと夢中になるんだろう。
恋は、いつも予測不能だ。
「恋は予測不能」園田side -Haru-→←「恋は予測不能」安達side -ニイナ-
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Haru(プロフ) - nayuさん» nayuちゃんいつもありがとー💓💞北玉メインとか美味しかったよねー💓💞またそれぞれで書いていくのでよろしくお願いします(^^) (2021年11月17日 17時) (
レス) id: aded2e7013 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - moraさん» そうなの！ひろみつさんをあえて平仮名にしたのを読み取れるmoraさんさすがー！読書感想文得意すぎっ、よっ！()お預けにしてごめんよー。ほんと、すんごいベットシーン書くつもりなのにさらっと終わったしいつもマテしてもらってごめん(笑)いつか必ずすんごいのを！！← (2021年11月17日 17時) (レス) id: aded2e7013 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - りーちゃんさん» りーちゃん、いつも私達の気分を盛り上げて下さってありがとうございます💓💞またそれぞれで書いていきますが私もニイナさんのお話心待ちにして、私自身も頑張ろーって思ってます！重ね重ね、いつもありがとう😊 (2021年11月17日 16時) (レス) id: aded2e7013 (このIDを非表示/違反報告)
nayu(プロフ) - 完結おめでとうございます！お二人の作品大好きなのでこのコラボはすごく嬉しくて最高でした！やっぱり北玉最強だわー‼︎ (2021年11月15日 10時) (レス) id: 702b9a633d (このIDを非表示/違反報告)
mora(プロフ) - ↓クダラナイ事書いてたら、肝心の完結おめでとうございますが文字数足りなくなりました… (2021年11月13日 23時) (レス) id: daf44fdab0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Haru
x他1人 | 作成日時：2021年9月11日 15時
