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「ちょっと忙しくて余裕なかった。でもGPSいつものようになんとなく確認して、都内出てるってわかったら、Aも気晴らしに遊びたいのかなって。帰りに迎えに行って食事でもして帰ろうって思ったんだ。そしたらさ、藤ヶ谷といるじゃん。」
「･･･そうだったんだね。」
「最近あんま二人の時間なかったから。藤ヶ谷見た瞬間、心変わりされたかってマジで焦った。」
「そんなわけないじゃん、それにそんな焦ってるように見えなかったよ？」
「あたりめーじゃん。俺はおまえの旦那なんだから、堂々としてなきゃかっこわりーだろ。」
「ひろくん･･･、」
やだやだやだ、かっこいい！
うんうんうん、堂々としててっ、常にっ、
強がってたんだねぇ、いい子いい子してあげたいっ、
「つか、おまえ、やっぱりなんか嬉しそうじゃね？？」
「気のせい気のせい、ごめんなさいっ、･･････ていうかね、」
嬉しい。
私の事、ちゃんとそうやって考えてくれてたんだ。
忙しいの知ってる。
一生懸命仕事してるんだもん。
でもね、やっぱり、私、少し寂しかったんだ。
「･･･っていうか？」
ひろくんの表情が柔らかくなってる。
「寂しかったっ。ひろくん不足だったよぉ、」
その胸に飛びついたら、抱きとめてくれる。
久しぶりかも。こうして抱きしめ合うのが。
「ごめん。仕事一区切り付いたんだ。明日はどっか行こうぜ？Aの行きたいとこ。」
「ほんとっ？！」
「うん。どこでも言って。」
「じゃあ、お買い物っ！」
「いいけど･･･今日行ってきたんだろ？」
「一人じゃつまんなかったーっ。ウインドウショッピングデートしたいっ。」
「ウインドウショッピングって、買わねーのかよっ。」
ふふって笑ってる。
いいの。あーだこーだ言いながら二人で手を繋いで歩いて美味しいもの食べて。最高っ。
・
「買わないんじゃなかったでしたっけー？」
既にひろくんの両手には数々の紙袋。
「だって、ひろくんがこれいいね、とかこれ似合うじゃん、って言うからさあ、欲しくなっちゃうのっ。」
「まあいいけどさ？なんで昨日はなにも選べなかったんだろうな。」
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mora(プロフ) - 通帳確認してみようかしら。もしくは、2年くらい飲まず食わずならいける？笑 (2020年9月13日 14時) (
レス) id: daf44fdab0 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - moraさん» そうなのよ、500万だよ？頑張ったらいける(？)貯めよう(笑) (2020年9月13日 13時) (レス) id: a682c15f64 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - nayuさん» お得感出てきたよね？！(笑)うっかり払ってしまいそうになるー、ないけど(笑) (2020年9月13日 13時) (レス) id: a682c15f64 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - あやかさん» どの続編気になる？！またこっそり教えて(笑) (2020年9月13日 13時) (レス) id: a682c15f64 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - さっこさん» いや、この話だいぶ長編案件なのよ。。そこまで書くと短編じゃ書ききれないなーって。だいぶ奥深い闇の長編になるでしょ？(笑)私も、宝くじしかねーなって思ったよ(笑) (2020年9月13日 13時) (レス) id: a682c15f64 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Haru
| 作成日時：2020年7月9日 21時
