我慢できない。 ページ43
みっくんside
Aと二人で温泉に来た。
こんなの実は初めてで、Aも喜んでたし俺も結構浮かれてる。
あれ?まだあいつ帰ってねーじゃん。
随分長風呂したつもりなのに部屋に戻ってもAはいなくて、テレビ付けて座椅子に腰を下ろす。
この座椅子ってのがいいんだよ。
落ち着いた和室の雰囲気とい草の香り。
まったりするなぁ。
思わず寝落ちしそうになった時
スーッと襖が開いて振り向いた。
「あれ?みっくんの方が早かったんだー♪」
・・・・・・・・・、
湯上りの、浴衣姿のA、やば。
思わずガン見しちゃった。
いったい何年付き合ってんだ?ってくらいドキドキする。
「・・・ん?どうかしたの?みっくん。」
「いや・・・ちょっとこっち来たら?」
「・・・うん。」
ハニカミながらいそいそと俺の所へ来たAを俺の膝の間に座らせて後ろから抱きしめた。
「いー匂い。なにこれ?」
「そう?シャンプーがいつもと違うからかな?」
・・・そうなんだ、
つか既にたってきた、
思わず目の前の綺麗なうなじに唇を押し当てる。
「ひゃっ、みっくん、今からお食事でしょ、」
「んー、なんもしねーよ、」
・・・・・・・・・なんもな。
そう思ってるのに気がつけば押し倒してその帯を解いて襟元から手を差し込んで・・・
・
・
「ちょ、みっくん!」
「んぁー?いいじゃん、食事は後だわー、」
「食事?何言ってんの?ちょっと、やめてよっ、」
パコン、と頭を叩かれて目を開けたら真っ暗な部屋の中、Aのパジャマに手を入れてる俺。
「・・・・・・ん?おまえ、浴衣は?」
「浴衣?何言ってんの?もうっ、寝惚けてるの?」
・・・・・・ん?見渡せばいつもの俺達の寝室。
「・・・・・・夢かよ、」
一瞬で楽しかった時間が現実世界に引き戻されて
気がつけば宮田の『ムニャムニャピロー♪』が頭を巡り
これはゆめーなーのー?って歌ってしまいそうなくらい。
んだよ、あぁあー、Aの浴衣姿・・・
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Haru(プロフ) - みんさん» お粗末様です(笑)早速更新したのでまたよろしくでーす(o^^o) (2020年12月27日 20時) (レス) id: a682c15f64 (このIDを非表示/違反報告)
みん(プロフ) - Haruさん» ごちそうさまです。パート5楽しみです! (2020年12月27日 0時) (レス) id: 299204cd01 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - りーちゃんさん» あんな人、テレビの中でしか見れませんよ通常は(T_T)(悲)自分の部屋に出現したと想像するだけで。。。!!私も抱かれたい(便乗) (2020年12月23日 21時) (レス) id: a682c15f64 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - ななこさん» ですよね、珍しいですよね、私が書くみっくんはいつもツンデレですから(笑)優しく話を聞いてくれるみっくんもいいですよねぇ。銀髪はマジでやばかったっすね!!!! (2020年12月23日 20時) (レス) id: a682c15f64 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - みんさん» 最近あんまりそーゆーの書いてないかなー?やっぱりこのお話は色気有りき?(笑)またパート5もよろしくです♪ (2020年12月23日 20時) (レス) id: a682c15f64 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Haru | 作成日時:2020年2月14日 23時