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水木A。
大学三年の冬
こんなに寒い寒い季節になぜか自信満々で告白した相手に、たった今、盛大に振られている。
一年の時から同じゼミで知り合った、ミツに。
初対面から意気投合してすぐに仲良くなった。
話しも合うし一緒にいると楽しいし。
「あ、おまえここでバイトしてんの？じゃあ俺もそこでやる。」
居酒屋で一緒に働いたのだって、別に私が望んだ事じゃなかったよ？
いつも、A、Aって私と行動を共にしたがったのはミツの方なのに。
「おまえら付き合ってんだろ」
とか色んな人に言われるのも慣れてきて
自然と私もそのうち付き合うんだろうな、って思ってた。
それなのに
それなのに告白した私にそんな困った顔向けられるとさ･･･
「･･･迷惑、だった？」
「いやっ、そんなんじゃないけど･･･」
「私、てっきりミツも私の事いいって思ってくれてるのかと思って･･･、」
「悪い、俺、Aの事親友だと思っててさ、だから、･･････付き合う、とか、出来ないんだ。」
「そ、そっか。ごめんね？私勘違いしたっ、ほら、皆もう付き合ってんの？って聞いてくるじゃん？だから勝手にそんな気になってた、私っ、」
最悪だ。
ミツは単なる友達だと思ってたのに
私だけどんどん好きになってたなんて。
でも、この三年間、ミツは大学の子やバイトの子
はたまた電車に乗ってるだけで告白されたり。
その度に片っぱしから断ってたのは
・・・私がいるからだって、勝手に思ってた。
かっこわる･･･
「ごめん、A、
･･････俺達、今まで通り友達でいられる？」
泣きそうな私の顔を覗き込んで心配そうに見つめられる。
「う、うん。今まで通りね、大丈夫だよ。」
＿＿＿＿＿＿＿大丈夫なの？
自信は無かったけど
振られたからといって常に傍らにいたミツがいなくなるのは嫌だ。
そう言って貰えるだけありがたいと思わなきゃ。
良かったぁ、って素直に嬉しそうに安堵してるミツを横目に微笑んで見せたけど、上手く笑えてる自信はない。
そんな私に気が付いたミツは
途端、真面目な顔をして話さないといけないことがある、と切り出してきた。
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Haru(プロフ) - ななこさん» このお話と俺の妹はずっと気になってはいるんです(--;)ただ、今猟奇的を終わらせないと、と考えながら行き詰まってしまっていて。。少しずつの更新になるかもしれませんが再開はしようと思っています。覚えていて下さって嬉しかったです。頑張ります(^^) (2020年10月10日 21時) (
レス) id: a682c15f64 (このIDを非表示/違反報告)
ななこ(プロフ) - 続き気になるのでお時間あったらお話更新して欲しいです！また「オレの妹の恋愛事情。」も私が占ツクを読み始めた頃に読んだ作品で是非結末まで見たいので書いてくれると嬉しいです！Haruさんの作品が好きで何回も読み返しているのでこれからも楽しみにしています♪ (2020年10月9日 21時) (レス) id: f61375cbdf (このIDを非表示/違反報告)
さっこ(プロフ) - あー、ダメだそっちか…というのが率直な感想ですが、きっと私の予想なんて当たるわけないのでこれからの展開…切なくなるけどなんとか付いていきたいと思います(･･;)君のその手に、もだいぶ切なく感じてたんですけど、まだそれ以上があるとは…震えます(笑) (2020年3月7日 22時) (レス) id: 6eb9e2cf38 (このIDを非表示/違反報告)
あやか(プロフ) - まだまだ切なくなるのか…がんばってついていきますね(笑) (2020年3月7日 21時) (レス) id: d1d73bb006 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - あやかさん» 切ないですよぉ。そしてまだまだ切なくなります(T＿T)この辛さについてこられか(笑)私の書く切なさの限界に挑戦したいと思います(笑) (2020年3月7日 16時) (レス) id: a682c15f64 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Haru
| 作成日時：2020年2月16日 14時
