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でも、ある人に偉そうな事言っちゃったからさ。
って最後は自分に言い聞かすように言ってる。
佐野さんの話しな訳？
勘弁してよ。なにそれ？って呟く私に
「振る方だって覚悟いんだって話し。だからオレ、カンの気待ちと向き合いたい。」
佐野さん、彼氏と別れられないって事かな。
意外だな。あっさりすぐ別れよって言いそうなのに。
いつになく真剣な顔で見つめられる。
ふぅーって息を吐いて
「区切り付けようぜ。」って。
そっか。
お互いまた同期として
今まで通りでいる為に。
･･･言えるかな？
あんなに言いたくて言えなかった言葉。
「そしたらお願いがあるの。」
「なに？」
「･･････抱き締めていい？」
途端目見開いたけど
ちょっと意地悪く、でも優しく笑っていいよって言ってくれてほらって両手広げて待ってる。
自分から言った癖にこんな風にウェルカムだと行きにくいっていうか。
しかもここ居酒屋で周りに沢山おっちゃん達いるよ？
でも、そんな事構わずぷって笑って
「早くしろよ、この間が気まずいだろ？」
って言われて、えいって北山の胸に飛び込んだ。
当然のように抱きとめてくれて北山も抱き締め返してくれる。
北山の体温とタバコの香りとそれに混ざった香水の香りを間近で感じて
あぁ、もう北山は私の物にはならないんだって再確認してまた胸が痛いよ。
「･･･カン？
･･･おまえ、いい匂いすんだな。」
「･･･セクハラ。バカじゃないの？」
抱きしめ合ったまま、２人でふふって笑い合う。
「･･･ほら、言えよ。今なら顔見えないから言えるだろ？」
なんなのよ、もう。
もういいじゃんって思うけど、
こうでもしないと私の気持ちは永遠に私の胸の中だけで燻り続けるのかな？
「･･･北山？ずっと好きだった。」
抱き締めててもらってて顔見えないけど
ギュッって目を瞑った。
「おん。ありがと。全然オレ知らなくてさ。傷付けてた事あったよな？」
「･･･気付かれないようにしてたんだからそんなの気にしないでよ。」
「ほんと、おまえ程そういうのわかんないやついないわ。」
「･･･そう？大倉は割と早めにわかったみたいよ？」
そしたら体を離されてそのまま両肩に手を置かれた。
「オレは応えてやれないけど、大倉と幸せになれよ？」
真面目なトーンで言われて泣きそうになるけど
「父親じゃんっ。」って涙を堪えて笑っておいた。
これでいいんだよね？北山。
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Haru(プロフ) - 恵美さん» ２回も読んで頂いたなんて嬉しすぎます！スッキリしていただけて良かった笑 ほとんどの作品読んで頂いてるなんて、光栄です。。また遊びに来てくださいね♪ (2018年6月15日 12時) (
レス) id: d599b5b4d0 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - moraさん» 本当にたくさんの応援、コメントありがとうございました！他の作品でもパンチの効いたmoraさん節楽しみにまっています(ﾌﾟﾚｯｼｬｰ笑)またボードにもお邪魔しますね！ (2018年6月15日 12時) (レス) id: d599b5b4d0 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - moraさん» 水上さん目線はもはや私目線 笑私もその飲み会充分飲み明かせます。moraさんと共に♪ (2018年6月15日 12時) (レス) id: d599b5b4d0 (このIDを非表示/違反報告)
恵美(プロフ) - こんばんは！夜分にすいませんm(_ _)m2回読み直ししました。良かったです！スッキリしました。ほとんどの作品を読まさてもらってますので…更新楽しみにしてますね。おやすみなさい。 (2018年6月15日 0時) (レス) id: d7fb3062c5 (このIDを非表示/違反報告)
mora(プロフ) - 完結おめでとうございます！おつかれさまでしたー！こんなに素敵な作品をありがとうございました！また、荒ぶったわたしのコメントにも丁寧な返信とても嬉しかったです！他の作品も楽しみに読んでますのでまたコメント欄に登場したら構ってください 笑 (2018年6月14日 20時) (レス) id: daf44fdab0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Haru
| 作成日時：2018年5月30日 10時
