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『メイド喫茶ァ？あははッ、それで何か収穫はあったのかい？』
「全然……寧ろそこに行ってからは、みんなの集中力が見ての通り。」
『ああ、成程……』
円堂の言葉に、大神がフィールドに視線を向けれる。特に1年生は張り切りがなく、力を抜いているようだった。
『特訓には逆効果だったわけだ。』
「こんなんで大丈夫かァ……？」
『この様子だと忘れている様だけれど、秋葉名戸は尾刈斗中に勝ったんだよね。良い傾向とは言えないなァ……』
苦笑しながら休憩中の円堂と大神は、練習風景を眺めた。そこへ、休憩に来た風丸が会話に参加する。大神は床に置かれるドリンクボトルを1つ手にとって、風丸に手渡した。
「サンキュ……そういうお前は、昨日どうだったんだ？」
『んー、微妙だなァ……全くの収穫なしでは無いけれど、これと言った収穫があった訳でもないんだ。』
「まぁ、気長に思い出せって！」
それより……と円堂は肩を落とす。視線の先はやはり気合いの入っていない1年生で、大神と風丸も複雑な表情だ。
『ここは先輩が喝入れるべきなのでは？』
「どう入れるんだよ。」
「うーん……」
3人の溜息がそれぞれ続く。暫くして、円堂が叫んで立ち上がった。大神と風丸の腕を引き、フィールドへと走り出す。
「お、おいッ円堂？！」
『円堂、タオルは置いておいでよ！風丸もボトル置いてないから……』
「あ、そっか！じゃあすぐ戻して、練習だ！！」
皆が気合いを入れないならば、自分たちが気合いを入れて練習すればいい……という結論に辿り着いたようだ。
『……円堂だなァ。』
「ふッ……確かにな。円堂の良い所だ、さっさと置いて練習行こうぜ。」
『はいはーい。』
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鷹羽(プロフ) - 雪華さん» 詳しく知っているアニメはあまり多くないのですが、上げるとするなら、このイナイレであったり、ジャンプコミックスのアニメ化した作品あたりを知っています。 (2021年3月6日 16時) (
レス) id: 338e0ddf16 (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - 知ってるアニメは何ですか？ (2021年3月6日 13時) (レス) id: 1286db9797 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鷹羽 | 作成日時：2021年2月26日 12時
