72 邪魔者 ページ23
兄弟の家に来ている。
今日は金曜日、先程まで弟ライブを生放送していた。
私は息を殺して同じ部屋にいました。
もちろん他の二人も居ます。
公開生収録で観てるだけでも嬉しいのに、ご本人と同じ空間で。
しかもビックリする様や休憩風景まで見れるって、なんて贅沢なんだっ。
私は興奮が収まらないよ！
この後弟者さんとおついちさんはゲリラ生放送をする。
という事でおついちさん家に行き、弟者さんは向こうで泊まる事になっている。
なのでこの家には兄者さんと二人きりになるという訳だ。
「行ってきまーす」
「後は二人でごゆっくり〜」
とニヤニヤしながら彼らは家を出て行った。
「よし、邪魔者は居なくなった」
二人を玄関で見送ると、私の体をくるっと回し背中を押して仕事部屋へ連れて行く。
ちょっとだけ生放送するから付き添え、と。
また黙ってろとっ！
そして始めたはいいが、私の居る場所。
パソコンと兄者さんの間って！
下手に動いたらマイク拾っちゃうじゃん！
仕方なく小一時間大人しくしていましたよ…。
マイクをオフにしてやっとこさ解放されると、流石の私も一言言ってやった。
「じっとして観てるコッチの身にもなってくださいよっ！」
「あ、すまん…。だって離れたくねぇもん…」
…うぅ……もうっ！
そんな事言われたら、もう怒れないよぉ…！
「嫌だったか…？」
「…ううん、嫌じゃない、です…」
「なぁ、もう敬語やめねぇか？俺の彼女だろ？」
「は…う、うん。分かった、兄者…」
はわわっ！
兄者さんにタメ口聞いちゃってるっ！
恐れ多いし恥ずかしいよ…っ！
「照れんなよ。クソ可愛いなっ」
「んぅ…っ」
パソコンの方を向いていた私の顎を救い自分の方へ向けると、我慢していたかのように唇に吸い付かれた。
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うてちん(プロフ) - 20000hit&お気に入り登録、ありがとうございます!!! (2018年5月20日 16時) (
レス) id: 77d85dec44 (このIDを非表示/違反報告)
うてちん(プロフ) - 13000hit&お気に入り登録、ありがとうございます!!! (2018年2月5日 22時) (レス) id: 77d85dec44 (このIDを非表示/違反報告)
うてちん(プロフ) - DOotakufujyosiさん» 只今、締切から解放されてますw (2018年2月5日 22時) (レス) id: 77d85dec44 (このIDを非表示/違反報告)
DOotakufujyosi(プロフ) - うてちんさん» ドンさんエンド待ってるぞ!! (2018年2月4日 20時) (レス) id: 53ca2769fb (このIDを非表示/違反報告)
うてちん(プロフ) - はくや。さん» コメありがとうございます！そう、私もおっつん推しなのに、この作品を書いている間は兄推しかも？と錯覚してしまうほど感情移入してしまいました。そして次はドンさん推しになる事でしょうw (2018年2月4日 19時) (レス) id: 77d85dec44 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うてちん | 作成日時：2018年1月12日 14時
